7月31日~8月13日の間、藍野大学との連携により実現した高大連携授業が、全8回のプログラムで行われました。遅くなりましたが、報告します。
お忙しい中、丁寧にご指導いただきました藍野大学の先生方には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
作業療法、臨床工学、理学療法、看護と様々な学科にわたり、本物の医療機器を見せていただいたり、実際に操作して実験をさせていただいたりと、大変充実した学びの機会を与えていただきました。特に実験の場面では食い入るように実験器具に集中し、真剣に操作する生徒の姿が見られました。
今回の授業を通して、医療に従事するということはまさに「人の命と直結することである」という事実を、深く心に刻むことができたのではないかと感じています。
本来であれば高校生では触れることもできない貴重な医療機器に触れることができ、参加した生徒さんはとても充実した表情でした。
(左)自助具のいろいろ
(右)実際に自助具を操作し、障がいのある方が作業しやすくなることを体感しています。
(左)「実際に自助具を作ってみよう」ということで、使いやすいお箸を作成中
(右)障がいのある方が入浴しやすいように段差や浴槽の高さなどを微調節できるシミュレーション機器の説明を受けています。
人工透析の仕組みについて解説していただき、実際に牛血を用いて人工透析実験を行っています。人の体のなんと優れていることか!!
電気メスを使ってササミを焼き切っています。現在の手術の現場では「なくてはならないもの」ということでした。
理学療法の授業では骨格の様子や治療について講義を受け、マッサージなどの治療方法を体験しました。
看護の学習では主に乳幼児医療について学びを深めました。