本校の多くの生徒は、自転車で通学をしています。
したがって自転車置き場には500台を超える自転車が駐輪されています。
スペースが限られているため、皆が守っている約束事があります。
それは、
「前輪を左に傾けて停める」ということです。
当たり前ですが、統一されず、それぞれが左や右にばらばらに傾けて停めると、それだけ広いスペースが必要になってしまいます。
例えば、500台あるとして、自転車の間が10cm広がったとしたならば
500台×10cm=5000cm=50m
ほんの10cmも、積み重なるとかなりの距離です。
一人ひとりのほんのちょっとした心使い(自分の事だけを考えるのではなく、周りの中での自分を意識する事)で、皆がとても過ごしやすくなる。
これは、自転車置き場だけの話ではなく、学校のような集団生活においては、様々な場面で共通することです。
「周りのことを考えて行動する力」
「周りの人の気持ちを想像する力」
とても大切な力です。
生徒一人ひとりが、周りのことを考えながら行動する事によって、
皆が、気持ちよく過ごせる千里青雲高校であり続けて欲しいと思います。