6月20日(木)1,2限目の「子どもの発達と保育」の時間に豊中市との連携事業
「高校生と乳幼児・保護者との交流会」を実施しました。
これは、高校生が乳幼児と交流することにより、命の大切さや心の触れ合いを実感すると同時に、実際に子育て中の保護者と対話することで、親になることの重要性や責任、子どもと接する時の心得などを実践の中で学ぶことを目的に実施しているものです。
児童虐待などが社会問題となっている昨今、
このような触れ合いを通して
「育てる心の大切さ」や「育ててもらったことに対する感謝の気持ち」など多くのことを感じ取って欲しいと思います。
以下は、授業担当の先生によるコメントです。
今年度の初回の乳幼児交流は、9組の親子に参加いただきました。
はじめは生徒も子どもたちも緊張している様子が見られましたが、
みんなで歌や手遊びを行うなかで少しずつリラックスできたようです。
その後、生徒たちが事前に考えた保護者への質問をインタビューさせていただきました。
生徒は妊娠中のこと、出産のこと、育児のこと・・・
いろいろなことに関心を持ち、熱心に質問している様子が見られました。
保護者の方々も熱心に答えていただき、教科書には書いていない生の声を聞くことができる
非常に貴重な機会となりました。
また、保護者のかたの感想を聞いてみると、
「普段は育児に追われ、子育ての中で感じる喜びや楽しさを意識していなかったが、今日質問され振り返って考えることで育児の喜びを改めて感じられて良かった」
「日々成長していく子どもを目の当たりにはしているが、妊娠や出産、子どもが生まれてすぐの頃のことは忘れかけていたので、今日質問されることで子どもが生まれたときのことを思い出すことができて温かい気持ちになれた」
「子どもや親というものにこんなに興味を持ってもらえること自体が嬉しい」
などの感想をいただきました。
生徒にとっても、子どもたちや保護者の方々にとっても
とても有意義な時間であったと思います。