とよなか地域共育フォーラム

9月14日(土)13:00~16:00、池田市民文化会館において、「とよなか地域共育フォーラム」~こどもの未来を考える~が開催されました。

まずは、植松努さんの講演。

ご自身の体験から「夢を持ち続けることの大切さ」「思うことは必ず実現に向かう」

などといったことを伝えてくださる素晴らしい話でした。

「どうせ無理」という一言がこどもの可能性を奪う言葉であること、

そして、大人が子どもに対して「どうせ無理」という代わりに「だったらこうして見たら?」という言葉がけをしていくことが、子どもたちの可能性が奪われない社会につながると話されていました。

植松さんの講演はYou Tubuで300万回再生されるほど人気が高く、「人間がどうすれば自信を持つことができるか」「子どもたちにどうアプローチすれば自己肯定感を高めることができるか」といったヒントを与えていただけます。

会場で聞かれていた多くの方々が、話に感動し涙を流されていました。

生まれた時は、嬉しい、楽しい、悲しい、寂しいと、自分自身を正直に表現していたのに、成長するにつれて主張をしなくなってくる。それは、周囲の「あなたにはどうせ無理。」という言葉によって諦め方を学習していくからであるという話は、考えさせられるものがありました。

ぜひともこれからの社会を創っていくこどもたちには、夢を持ち続けて欲しいと思います。

また、講演の後「高校生カンボジア孤児院支援」の報告会があり、参加した5名のうち、4名の高校生から報告がありました。先日このブログでも紹介した本校の1年生生徒も、この夏のプロジェクトについての感想などを話してくれました。

資金を集めるために街頭募金をおこなったが、お金を集めることしか考えていなかった最初はなかなか見向きもしてもらえず苦しい思いをしたこと。

しかし、「お金を集めることよりも、カンボジアの孤児院を支援することを知ってもらおう。」と考え方を変えると、道行く人が耳を傾けるようになってくれたこと。

そのようなことをしっかりと伝えていました。

自分自身にとっても良い経験になったようです。

ぜひ、本校においても生徒に伝えてほしいと感じました。

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