3年生現代文の授業で森鴎外の『舞姫』を題材に
「豊太郎は有罪か、無罪か?」と銘打って『舞姫』裁判(ディベート)を行いました。
2学期を通して『舞姫』を学習し、作品を読解する中で豊太郎、エリスどちらもの立場について考え、当時の時代背景や風習や文化の違い等を含めて主張を形成しました。
実際の刑法や結婚詐欺の条件を引用して論を補強しているグループがいたり、エリスになりきってセリフを読む発表者がいたり、時には笑いも起きながら活発な討論が行われました。
◆生徒が考えた罪状は次の通りでした。
3年123組
(12/17(木))第1審「傷害罪」 第2審「傷害罪」
(12/24(木))第3審「未成年淫行罪」 第4審「恋の裏切り・詐欺」
3年67組
(12/25(金))第1審「結婚詐欺」 第2審「未成年淫行・結婚詐欺(他)」
◆方法
有罪(豊太郎)側と無罪(エリス)側 のそれぞれの立場に分かれ、
「立論」・「反論」・「質疑応答」・「最終弁論」を行い、① 論理性 ②協調性 ③発表の姿勢
の3点を評価の基準として陪審員(生徒)が有罪・無罪の判決を行います。
司会(裁判官)役も生徒が行いました。