2学期終業式挙行  #118

12/28(月)2学期終業式を挙行しました。

例年なら冬休みに入っているのですが、今年は仕事納めの日の終業式となりました。

今日の式も1学期同様、放送での実施となりました。

校長式辞のあと、特別活動部から部活動の表彰披露と教務部、保健部、生徒指導部からの講話がありました。

表彰については改めて校長から表彰状の授与を行いました。今回は各部が活躍し、たくさんの賞状(7団体19枚)をいただきました。表彰されたのはソフトテニス、女子硬式テニス、男子ハンドボール、空手、吹奏楽、書道、ダンスの各部でした。

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以下に校長の式辞を掲載します。

今年度私の掲げた目標の1つについてお話します。

それは可能な限り毎朝校門に立ってみなさんと挨拶を交わすということです。 

5月からですが何とか達成できました。

咋年度まで勤めていた学校ではその学校の生徒だけでなく、正門前を通る中学生や自転車で保育所に向かうお母さんと子供たち、車で通り過ぎる人などいろんな人に挨拶していました。そんな中で気が付いたことがあります。

保育所に向かう幼い子供たちは毎朝必ず、モミジのような小さな手を振って挨拶を返してくれます。ほぼ必ず、です。

また、年齢を重ねた人たちは、保育所の子供たちと同じように必ず挨拶を返していただけます。

高校生はちょっと違う。いつもは挨拶してくれるのに、ある時は挨拶が返ってこない。ということがあります。

この違いはどこにあるのでしょうか?

保育所の子供たちには、思い悩むことがあまりなく常に気持ちが元気なのでしょう。

年齢を重ねた人たちは、思い悩むことがあっても、空元気で挨拶してくださる。

みんなはその中間なのかな?と、いろいろ考えながら立っています。

この前、こんな出来事がありました。ある先生が廊下を歩いていました。 後姿が疲れているように見えたので、気になって声をかけました。

すると、「ええ、ちょっと忙しくて。」という答えが返ってきました。そのあとに言葉が続きます。

「でも、どれだけ疲れていても生徒の前に立つとなぜかわからないけど元気になるんですよね。」とおっしゃっていました。

本当にそうなんです。

実は、挨拶にはすごいパワーがあって、自分の教師人生を振り返ってみても、これまで生徒の挨拶にたびたび救われてきました。

挨拶ってひとの気持ちをすごく元気に、前向きにしてくれます。それと同時に自分のことも元気にしてくれます。笑顔が加わるともっといいかな。

何かに悩んでいるときこそ、人に挨拶してみてください。きっと元気になれますから。

毎朝、みんな、ありがとう。 

さあ、今年の冬休みは短いです。アッという間に終わります。意義ある時間にしてください。

3学期始めには、また、校門で元気な顔を見せてください。

では、みんな、よいお年を。

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