3学期終業式挙行  #156

3/19(金)3学期終業式を挙行しました。

今日の式も1学期同様、放送での実施となりました。

校長式辞のあと、特別活動部から部活動の表彰披露と教務部、保健部、生徒指導部からの講話がありました。また、生徒会執行部から体育祭の応援団募集のお知らせがありました。

表彰については改めて校長から表彰状の授与を行いました。今回は吹奏楽部員2名が管弦打楽器個人演奏コンテストでの活躍が認められ表彰となりました。

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(以下に校長の式辞を掲載します。)

2月26日に卒業式がありました。皆さんの先輩である12期生が、それぞれ新しい進路に向けて千里青雲高校を巣立っていきました。

卒業生からの答辞の中で在校生の皆さんに語りかけるこんな一節がありました。 

「当たり前のように行った修学旅行は今となっては当たり前ではなく、とても貴重だったのだと感じています。3年生になると今まで経験したことのない長い長い自粛期間が始まりました。学校に行きたい。友達に会いたい。そんな思いが募る毎日で普段の学校生活が恋しくて恋しくてたまりませんでした。学校という場所が心の潤いであり、なくてはならない存在であることを身にしみて感じました。私たちの当たり前とは、朝起きたら学校に行く。学校に行けば何気ないことで笑いあえる友達がいる。先生が授業をしてくださる。授業が終わればクラブ活動に行く。そこには志を共にする仲間がいて顧問の先生が指導してくださる。3年生になればその集大成を発揮できる大会がある。そんな今までの当たり前は、実は当たり前ではなかったんだと気づくことができました。私たちの当たり前は一つ一つの事がとても価値のあることで、すごくありがたいことなのだと実感し感謝する心の大切さを学んだ3年生の春でした。」

というメッセージでした。このあと、先生方や家族への感謝の気持ちを述べて答辞は締めくくられています。卒業した12期生が、後輩の皆さんに伝えたかったことは、次の4つだと感じました。

「同じことの繰り返し、平凡な毎日のありがたさ。-平凡であり続けることは実は非凡である。すばらしいこと、すごいことであるということ」

「マイナスをプラスにとらえることからプラスが生まれる」ということ。(コロナウイルスによる自粛をプラスにとらえてくれました。)

3つ目は「時間を大切にして、自分を信じ、仲間を信じ、自分を輝かせることの大切さ」

最後に「人への感謝の気持ちを忘れないこと」

「千里青雲生には 一人ひとりに 輝く個性があります。

「ひとの可能性は1000%、無限大です。失敗してもかまいません。勇気をもって何かに挑戦してみてください。何事もやってみないと可能性はゼロです。夢を追ってください。自らの可能性に チャレンジし続けてください。自分自身を大切にし、毎日の努力を積み重ねれば、必ず展望は開けます。」

今年度も期待していた通り、ダイヤモンドの原石が磨かれ光り輝く瞬間をたくさん目にしました。本当にすばらしい生徒のみんなに誇りと感動をもらった1年でした。来年度も、どんな感動が待っているのか楽しみです。

素敵な春がめぐって来ることを願い、4月にまた、正門で皆さんの元気な挨拶とともに笑顔に会えることを願って今日の話を終えます。

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