８/24（火）２学期始業式を挙行しました。式辞でも述べましたが、昨年の夏休みは８/９から８/１６までの８日間のみでしたので、今年の夏休みは長く感じます。
さて、今回も体育館での密を避け、放送による式としました。校長式辞のあと、特別活動部長から部活動の表彰披露と教務部長、保健部部長、生徒指導部長の講話がありました。
特筆すべきは部活動での生徒の活躍です。陸上競技部が女子１００M で優勝、大阪で１位となり、近畿大会に出場することになりました。また、女子ハンドボール部が大阪で３位となり、公立高校ではトップとなりました。詳しくは、あとのブログでお知らせする予定です。
以下に校長式辞を掲載します。今回はコロナウイルス感染防止について、重点的に話しました。
今年の夏休みはどうでしたか？去年の夏休みは８月９日から８月16日までの８日間でしたので、２，３年生はずいぶん長く感じたのではないでしょうか。この間に東京オリンピックが開催され、「チームにっぽん」のこれまでにない活躍がみられ誇らしい気持ちになりました。
さあ、いよいよ２学期が始まります。２学期は行事の学期、また、３年生にとっては勝負の学期といってもいいでしょう。みんなにとってどの学期も大切なのですが２学期は特に大切な学期となります。２学期には文化祭、音楽祭、修学旅行、宿泊研修、そして、就職試験に入学試験と続きます。そんななか、コロナウイルス、デルタ株が日本全国で猛威をふるっています。
ここで一つみなさんに考えてほしいことをお話しします。今一度、手指消毒とマスクの着用など、感染防止を徹底してください。マスクの着用については熱中症予防のため、体調に応じてマスクを外すことはありえます。しかし、その場合には決して言葉を発しないようにしてください。そして、これだけは知っておいてほしいと思います。もし、千里青雲高校の先生や生徒の中で感染者が出た場合のことです。その人がマスクをしないで授業中に話をしていた事実があった場合、保健所はその時教室にいた生徒や先生を濃厚接触者とみなします。濃厚接触者となった人は２週間自宅待機となります。そうなると大切な入学試験や就職試験、部活の試合や修学旅行、宿泊研修等の学校行事にも参加できなくなります。また、授業以外でも、たとえば食事の際にはマスクを外さないと食事はできません。その時、向かい合って食べていても濃厚接触者となってしまいます。
クラスの友達やクラブのチームメイトのことを本当に大切に思うのであれば、マスクの着用を心がけ、食事は向かい合って食べない、黙って食べることを心がけてください。また、最近、特に全国的に問題になっているのは、クラブの練習や試合の後でお店に立ち寄り、食事をすることによる感染です。こういった食事は絶対に避けてください。
コロナウイルスに感染することは誰にでも起こり得ることですので、感染した人のことを非難するつもりは全くありません。いつなんどき感染してしまうか誰にもわからないからこそ、わかったときには手遅れなので、そうならないように、千里青雲の生徒も先生もみんなで一丸となってコロナウイルスに立ち向かってほしいという気持ちで話しています。
最後に、もう１つのお願いです。体調が悪い、熱があるなどの場合は、みんなのことを考えて、学校を、クラブを休んでください。また、万が一、家族のだれかがPCR検査を受けることがわかったら、必ず、その日のうちに学校に連絡をください。必ず、です。くれぐれも、事後報告にならないようにお願いします。
友達と楽しく食事をしたり、お話しをするのが学校やクラブの魅力なのにそれができない、させてあげられないのはみんなにとっても、先生たちにとっても、たいへん残念で悔しいことですが、一日でも早くそんな日々が戻ってくることを願って、今はチーム青雲、一丸となって頑張っていきましょう。