3学期終業式挙行  #169

3/18(金)3学期終業式を挙行しました。

今日の式も2学期同様、放送での実施となりました。

校長式辞のあと、特別活動部から部活動の表彰披露と教務部、保健部、生徒指導部からの講話がありました。また、生徒会執行部から体育祭の応援団募集のお知らせがありました。

表彰については改めて校長から表彰状の授与を行いました。今回はバドミントン部、女子ハンドボール部、吹奏楽部,美術部の各部員が個人での活躍が認められ表彰となりました。

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(以下に校長の式辞を掲載します。)

2月25日に卒業式がありました。皆さんの先輩である13期生が、それぞれ新しい進路に向けて千里青雲高校を巣立っていきました。

卒業生の答辞で在校生の皆さんに語りかけるこんな一節がありました。 

「二年生になったら、やりたいことがたくさんありました。しかし、その希望は結果的に満足のいく形では果たされませんでした。これまで当たり前だった日々がなくなり、長い長い自粛期間が始まりました。学校に行きたい。友達に会いたい。部活動がしたい。そんな思いが募る毎日で普段の学校生活が恋しくて恋しくて仕方ありませんでした。私たちの当たり前とは、朝起きたら学校に行き、学校に行けば友達と何気ない会話をして、くだらないことで笑いあえる。授業を受け、授業が終われば部活動に行く。そこには同じ目標をもった仲間がいて、部活動が終われば、くだらない話をしながら家に帰る。そんな私たちの当たり前は、実は当たり前ではなかったんだと気づくことができました。私たちの当たり前は一つ一つの事がとても大切で、かけがえのない時間で、当たり前の毎日に感謝する心を学びました。」というメッセージでした。このあと、先生方や家族への感謝の気持ちを述べて答辞は締めくくられています。卒業した13期生が、後輩の皆さんに伝えたかったことは、次の4つだと感じました。

「同じことの繰り返し、平凡な毎日のありがたさ。-平凡であり続けることは実はとても難しく、それは平凡ではなく非凡なことである。すばらしいこと、すごいことであるということ。」

2つめは「マイナスをプラスにとらえることからプラスが生まれる」ということ。(コロナウイルスによる自粛のお陰で当たり前の毎日に感謝することができるようになったと、マイナスをプラスにとらえてくれました。)

3つめは「時間を大切にして、自分を信じ、仲間を信じ、自分を輝かせることの大切さ」

最後に「人への感謝の気持ちを忘れないこと」

千里青雲の生徒には 一人ひとりに 輝く個性があります。

ひとの可能性は1000%、無限大です。失敗してもかまいません。失敗することで人は成長できます。なぜなら、成功するために何をしたらよいかを考え始めるからです。勇気をもって何かに挑戦してみてください。何事もやってみないと可能性はゼロです。夢を追ってください。自らの可能性に チャレンジし続けてください。自分自身を大切にし、毎日の努力を積み重ねてください。

今年度も期待していた通り、ダイヤモンドの原石が磨かれ光り輝く瞬間をたくさん目にしました。本当にすばらしい生徒のみんなに誇りと感動をもらった1年でした。来年度も、どんな感動が待っているのか楽しみです。

皆さんに素敵な春がめぐって来ることを願い、また、4月に正門で皆さんの元気な挨拶と笑顔に会えることを願って今日の話を終えます。「みんな、早うお帰り!」

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