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9月27日(火)自治会選挙後のオンライン全校集会で制服の選択肢を追加することを話しました。

9月27日(火)自治会選挙の後、オンライン全校集会で、制服の選択肢の追加のお話をしました。

来年度4月、78期生から、今の制服に加え、男女差のないジェンダーレス制服の選択肢も追加しようと考えています。

現在の制服はそのままで変わりませんが、多様な性の在り方に配慮して、追加で男女共通のデザインの第三の制服を来年度4月、78期生から選択肢の一つに加えるということです。制服の変更ではなく、選択肢を追加するということです。

セーラー服の制服をⅠ型、詰襟服の制服をⅡ型、ジェンダーレスのブレザー・ジャケットの制服をⅢ型というふうに3つのタイプの制服があって、その中で生徒が選ぶようにします。

LGBTQなどの人権に配慮するとともに、多様性を大事にして選択肢を増やして、誰もが過ごしやすい学校生活にすることは、今後の学校運営には欠かせないことだと思います。

私服にするという議論もありますが、制服を着ていることで高校生として見てもらえて得られる安全性と安心感、経済格差の不表面化や経済性、母校への帰属感や愛着など、失ってはならないものがあると考えています。

既に清水谷高校の生徒の皆さんが、総合的な探求の時間の中で、SDGs5番の「ジェンダー平等を実現しよう」についていくつかの班で取り上げて、本校の制服について議論、発表するのも見ました。

本校の職員会議では、いろいろ意見はありましたが、人権的見地から第三の制服の導入について方針を最終的に伝え、清水谷高校の同窓会・清友会会長で、今年度から学校運営協議会の委員でもある弁護士の須藤隆二先生にも相談し、了解いただきました。

第三の制服のデザインについては、出来るだけ生徒の意見も聞きたいと思う一方で、人権の問題なので余り時間をかけられないということから、自治会執行部の皆さんに、夏休み前と文化祭の後に相談してアイデアを貰い、

①ネクタイとリボンの色は、できるだけセーラー服と同じ清水谷ブルーに近づけること。

②ブレザージャケットのボタンは、詰襟服と同じ金ボタンに揃えること。

③エンブレムは、清水谷高校生が今つけている二つのバッジのデザインを両方ともそのまま取り入れること。

の3つの要望を取り入れて、更に、

④Ⅲ型の制服のスカートは、Ⅰ型のセーラー服と同じもの、つまりⅠ型、Ⅲ型は共通のスカートになること。

⑤Ⅲ型のスラックスも、スカートと同じ生地にして色を揃えること。

⑥ネクタイとリボンは自由選択制。

などが取り入れられています。

値段は、Ⅲ型の制服がⅠ型やⅡ型と同じくらいになるように交渉中です。

自治会執行部の生徒の皆さんがモデルになって、新しいⅢ型の制服を着用してもらっているので、映像を見てもらいます。

今後は、Ⅲ型の制服のサンプルを1階の事務室横の応接スペースに置き、意見、質問、感想などがある生徒の皆さんは、自治会執行部を通じて、今月末の9月30日までに伝えてください。

繰り返しになりますが、今回のことは人権の問題なので、実施時期はできるだけ早くと考えています。

新たなⅢ型の選択肢の追加は、校長の責任で次年度から導入します。

意見、質問などのある生徒は、自治会執行部を通じて、伝えてください。

最後まで聞いてくれて、ありがとう。

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