11月8日(火)2、3限に1年生の書道、5限に1年生の言語文化の授業を見学しました。
書道は、最初にスライドを使い、漢字から派生して今も東アジア各国で使われている様々な文字の紹介と、日本の仮名(万葉仮名、草仮名、平仮名、片仮名)の成立の歴史や、特徴、違いなどを見た上で、日本の仮名が独自の美意識をもって生成発展したことを、先生と生徒が対話しながら学んでいました。この後、筆のおろし方、硯の使い方、墨の擦り方などを先生から手元の映像も交えて一つ一つ教わり、仮名を書くための筆の使い方をビデオで繰り返し見てイメージを作った後に、実際に半紙の上に小筆で墨を使って線を引くことを習っていました。
3限では、生徒は、おろしたての小筆をだめにしないように慎重に扱いながら、筆と墨で紙に書くことを楽しんでいました。最後に硯と筆の洗い方や拭き方も教わって、今日の振り返りを入力しておくことも指示をされていました。
5限の1年生の言語文化は、平家物語で木曽義仲と今井四郎兼平が主従二騎になる木曽殿最期の場面を、文法を確認しながら読んで現代語訳していました。