12月21日（水）壱月祭（合唱コンクール）を審査員として鑑賞しました。

清水谷高校の伝統行事になっている壱月祭は、１、2年生が3年生を送るために始まったとされるものですが、現在では12月の終わりに、1、2年生だけの合唱コンクールとして行われています。

従来は学年ごとに日を変えて、保護者にも来ていただき、課題曲と自由曲を歌って競っていたものの、新型コロナウイルス感染症の影響で、現在は保護者の来場は控えていただき、1、2年生が同日開催で自由曲だけを競う形に少し縮小されています。

この日も、午前中の授業を終わらせたうえで体育館に会場設営をして準備をし、12時50分から1年生、2年生の順で発表が開始になりました。

司会や運営は全て生徒自治会の手で行われます。

壇上の司会者から、プログラム順に自由曲の楽曲とクラス紹介があり、クラスの生徒がピアノを弾き、クラスの生徒が指揮をしてコーラスが披露されました。

前半は1年生の7クラスが競い、後半は2年生の7クラスが歌ってくれました。

どのクラスも短い練習期間とは思えないような素晴らしい出来栄えでしたが、特に歌声の響きが大きくハーモニーが正確で、指揮者とコーラス、ピアノが一体となった表現豊かな演奏をしたクラスが、優勝し、2位、3位が決まりました。

今年度の1年生の優勝は、いきものがかりの「YELL」を歌った1年F組、2年生の優勝は、RADWINPSの「なんでもないや」を歌った2年D組でした。おめでとう！！

最後に打ち合わせにない講評を振られたので、壇上に上がって、短時間の練習でこれだけレベルの高い合唱が出来る生徒の立派さ、素晴らしさを感想として伝えました。

清水谷高校の生徒のポテンシャルには全く驚かされます。

ひとりひとりの個性がハーモニーになる素晴らしさを改めて感じました。

生徒自治会の皆さんとサポートされた先生方に心から感謝します。ありがとう。