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1月22日(日)清友会(清水谷高校同窓会)の新年互例会に出席しました。

1月22日(日)清友会(清水谷高等学校、清水谷高等女学校の同窓会)の新年互例会が、12時30分からホテルグランヴィア大阪であり、出席しました。

最初に挨拶に立たれた須藤隆二会長から、昨年の清水谷高校の120周年記念式典や記念祝賀会のお話とともに、「理化学教育と清水谷」ということについて、清水谷高等女学校の新校舎が落成した1925年に清水谷に来られて講演をされた嘉納治五郎先生が、翌年の1926年に初代会長として日本理化学協会の第1回設立総会・研究大会を大阪府立清水谷高等女学校で開催されたことを紹介され(嘉納家はその後、1928年に灘中学校を創立)、清水谷高校が理科教育に関して由緒のある学校であることを話されました。また、本日の講演の講師は、清水谷高校の同窓生である大阪市役所市民局の山本功人理事で、「LGBTQ支援について」というテーマで講演をして頂くという紹介をされ、清水谷高校も時代に応じた男女共通のブレザーが制服として追加されることを話されました。従来は女子だけがセーラー服の襟カバーに伝統の清水谷ブルーを着用しているけれども、ブレザー用のネクタイやリボンが清水谷ブルーになるので、ブレザーを選ぶ男子も女子も清水谷ブルーを身に付けることになると話されました。

この後にご挨拶の時間をいただいたので、新年のお慶びを申しあげるとともに、清水谷高校が次年度の入学生から導入する第三の制服について、制服の変更ではなく、LGBTQなどに配慮した人権の観点から選択肢を増やしたものであることをお話ししました。今在校する生徒が、探究活動などでSDG'sを学ぶ中で、ジェンダー平等やジェンダーレスについて学び、LGBTQも左利きと同じ位の割合がいて、その受け入れが必然になっていることを知っていること、第三の制服のデザインは、生徒自治会が伝統にこだわって、胸のエンブレムを今の二つの校章を両方組み合わせものをデザインしたこと、スカートはセーラー服と共通であることなどをお伝えしました。

最後に来週の今日、この時間に、大阪国際女子マラソンがあり、今年はコースの変更で、長堀通の清水谷高校の前が中間点になっており、清友会に応援の横断幕を掲げる相談しているので、ご覧いただきたいとお話しました。

続いて乾杯になり、清水谷高校の卒業生で清水谷高校で6代前の校長をされた板倉先生が、大伴家持の万葉集最後の歌である「新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いや重(し)け 吉事(よごと)」を引きながら、ご挨拶をされて、乾杯の音頭を取られました。

懇談のあと、講演になり、大阪市役所で市民局の理事をされている山本功人理事から、「LGBTQ支援について」というテーマで、民間の統計では、5.9%という数学がでている日本のLGBTQについて、大阪市の中学生から今の制服では通学しづらいと声が上がり、制服の見直しをしたことなどを含めて紹介していただきました。清水谷高校がジェンダーレスの第三の制服を選択肢に追加したことも、時代に沿ったものだと言っていただきました。

お昼に始まった新年互例会でしたが、楽しく過ごすうちに時間は早く過ぎて、お開きになりました。

清友会の皆さま、本当にありがとうございました。

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