6月5日（月）3、4限に、2年生が家庭科で大阪市立味原幼稚園を訪問し、実習をしました。
3歳～6歳の幼児と接する家庭科実習の一環ですが、昨年までは新型コロナウイルス感染症の影響で、実施を見送ってきたものです。今回は、3年ぶりの実施で、清水谷高校と同じ大阪市天王寺区内にある大阪市立味原幼稚園での実習は、初めて実現したものだそうです。
園長先生にご挨拶したあと、体操着姿で実習をしている2年B組の生徒の様子を見せてもらいました。小さな幼稚園児を、最初はこわごわ接していたものが、段々と慣れて目線の高さを揃えるようにして、一緒に絵を描いたり、色染めをしたり、本を読み聞かせたり、手を繋いだりなどができるようになっていました。作品を一緒に作ったことは、高校生の生徒にとっても、幼稚園児にとっても、良い思い出になるでしょう。
お別れの集まりでは、高校生と幼稚園児が一緒に手遊びをしながら歌を歌って、楽しい締めくくりをしていました。
高校生も、10年もしないうちに、父親、母親になるかもしれません。核家族や少子化で、高校生くらいの年齢になると幼児と接する機会が稀になる環境ですが、怖がらずに優しく楽しく接することを学ぶ良い機会になったのではないかと思います。
味原幼稚園の皆さん、ありがとうございました。
