6月27日（火）1年生は性の多様性についての講演を聴いていました。
自らがトランスジェンダーであることをカミングアウト（自発的に公表）して、肉体的にも法的にも性を変更し、現在は大阪府の支援学校で教諭として働いておられる先生を講師に招いて、講演と、事前に生徒が書いていた質問に回答する形で進行していました。
講師の先生は、幼少期から小学校、中学校、高校と上がるに連れて、徐々に我慢していた心の性と体の性の違和感を強く感じるようになったそうです。
手術をして体の性を心の性に合わせた幸せがある一方で、手術のお金や、その後に病気した時の不便、保険の加入を始めとする様々な社会的不便、偏見をもって見る人たちの存在など、生徒の質問に丁寧に一つ一つ答えながら、性の多様性について生徒が理解を深め、生徒が自分に何ができるか考えることを促してくれていました。
講師の先生、ありがとうございました。
