10月20日(金)5限に、2年生の数学Ⅱで音楽と数学が融合したアクティブラーニングを見学しました。
1人1台端末に入れた動的数学ソフトウエアのGeoGebraと電子黒板を利用し、薄い木材にGeoGebraで算出した数値を鉛筆で目盛に刻んで、ドレミファソラシドの音階を実際に出してみるというものです。
1オクターブ離れた音は、それぞれ振動数が2倍になっており、音階の振動数が等比数列になっていることから、12音階の公比は12乗根2であり、薄木で音階を出すには、GeoGebraを使ってドの音の出る長さから他の音階までの距離を算出し、机の端などで固定して弾くと、楽器になるというものでした。
最初は戸惑っていた生徒たちも、競争するようにGeoGebraで計算し、薄木をはじいて音の確認をしていました。
数学が実用の世界と一体になっている好例で、こういう授業は楽しいですね。