10月31日(火)4限は2年生の国語古典で、電子黒板と1人1台端末機を連携して活用する授業を見学しました。
『源氏物語』若紫巻にある「小柴垣のもと」の文章の解釈について、電子黒板で先生が問題を提示し、生徒が個々に考えたり、グループワークで出したりした答えを、生徒が付箋の様なものの中に記入して回答した内容がアプリを通じてリアルタイムで電子黒板に映し出されて、それを皆で情報共有しながら理解して読み進むというものでした。
『源氏物語』は、国語の教科書では部分的な断片を読むことが多くなりがちですが、この若紫も、藤壺との繋がりなど全体が理解できて読むと大人の世界が見えて興味深くなるところではないでしょうか。
この授業では電子黒板と1台端末とが有機的に繋がって、生徒はよく集中して学んでおり、新しい時代の学校での学び方を感じさせてくれるものでした。