11月9日(木)5限、6限の美術の授業で、1年生が中庭の楠を「印象派」風に描いていました。
3年生の国語の授業見学の後で廊下に出ると、休憩時間にもかかわらず、1年生の生徒が廊下から中庭に向いて、絵画を描いていました。そちらの方に歩いて行くと、美術の先生が、毎年この時期に楠を描いています、と声をかけてくれました。美術室に入って聞くと、色と光の勉強をしたので、紅葉の始まるこの時期の中庭の楠を「印象派」風に描くことをやっていますとのことで、昨年の作品の中から、手本となる数枚を見せてくれました。印象派のモネ風、ピサロ風から、ポスト印象派のゴーギャン風、ゴッホ風、どこか日本の琳派のようなものから、新印象派のスーラ、シニャック風など、1年生の作品とは思えないような作品が並んでいました。
6限が始まり、しばらくしてからもう一度見に行くと、皆一生懸命に描いていました。