12月22日(金)2学期終業式を行いました。

12月22日(金)2学期終業式を体育館で行いました。

今シーズン一番の寒波到来ということで、エアコンを入れても体育館が寒いだろうことが予想されたので、教頭先生から相談があった時に、生徒は防寒着を着用したままで良いと伝えました。

最初に校長からの話ということだったので、今年を振り返って、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5月から変更になり、授業や学校行事、部活などが4年ぶりに様々な制約なしに行えるようになったことで充実した学校生活が送れるようになったことの喜びを伝えるとともに、その中で一昨日行われた壱月祭の合唱コンクールで見られたような、ひとりひとりが役割分担を果たして醸し出すハーモニーの大切さ、気持ち良さを忘れないでいてもらいたいことを伝えました。単独ではできないことが、チームとして一緒に協力し合うことで、素晴らしいものが出来上がることを覚えておいてほしいと思います。

3年生にとっては個々の人生を左右する受験が、年明けからいよいよ本番を迎えます。先日、校長会の進学指導委員会に関関同立と言われる4つの大学の入試センターの責任者が来られて、今年度の入試に関する話を聞きました。

今年の傾向として、指定校や公募推薦入試への応募者が減っているため、一般入試での合格者が増える見込みであること、一般入試で合格するということは、入試当日までに合格最低点へたどり着けば良い(満点も合格平均点も必要なく、合格最低点=概ね60点で良い)ということ、出題傾向は過去何十年も変わらないし、全学部共通で問題を作成するので、合格したい大学の過去問(他学部の問題も含めて)を徹底的にやることが効率的であること、基本基礎が出来ることが重要なので難問・奇問は出ないこと、国公立大学を受験するような学生にこそ入学してほしいので、最後まで頑張り切ることが大事なこと、筆記は手採点をするので、丁寧で正確に答案を書くことが大事なことなどが話されていました。参考にしてほしいと思います。

受験も実は個人戦でなく団体戦であると言われます。それは、互いに頑張り合うというにとどまらず、合格を勝ち得た者は自分だけが浮かれるのではなく、未だ頑張っている同級生の応援に回って皆が合格を勝ち得るようになろうという意味でしょう。

大学入学共通テストまではあと3週間。休む時はしっかり休むとともに、生涯で最も集中して勉強する大事な時期です。3年生の皆さんの健闘を期待します。