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6月21日(金)立命館大学の大学説明会が放課後に視聴覚教室で行われました。

6月21日(金)立命館大学の大学説明会が放課後に視聴覚教室で行われました。

既に先週から行われている3年生を対象にした「関関同立」大学説明会の最後に、今日は立命館大学の入試広報担当の方が来られて、お話しいただきました。

今年度の「関関同立」説明会は、6月12日(水)に関西大学、13日(木)に関西学院大学、20日(木)に同志社大学から、それぞれ入試広報のご担当の方に清水谷高校にお越しいただいて、大学の特徴や、学部の説明、入試方法の違いなどの解説、具体的な入試対策のアドバイスなどをして頂いています。

「関関同立」のような歴史と伝統のある私立大学は、「建学の精神」に基づき、募集する学生像も明確で、毎年毎年同じような入試問題が出る傾向があります。同じ大学なら志望する学部とは違う他学部の入試問題でも参考になるような、似た問題が繰り返し出るとも聞きます。そういう意味では、今回の「関関同立」説明会は、受験の対策をするうえで、とても参考になったのではないかと想像します。

今日の立命館大学の担当の方は、以前は大手予備校で長く仕事をしてこられた経験をお持ちで、極めて現実的で分かりやすい大学入試対策をお話してくださいました。

結論から先に言えば、「現役の高校生は3年生の正月明け以降もどんどん受験の学力が伸びていく。」「だから1月の共通テスト、2月初めの私大一般入試、2月末の国公立入試、3月の国公立後期入試まで頑張れば、頑張り切れば、ご褒美の【合格】が待っている。」と言われたように思いました。

立命館大学は、他大学より特徴的なこととして、指定校などの推薦入試の枠を少なくして、出来るだけ一般入試の定員を多くしている理由をお話されました。4年後の就職の時、大きな舞台で活躍して収入も多い大企業などへ就職することを望むなら、一定レベル以上の学力の裏付けとして一定レベル以上の入学試験を突破したことが求められ、私大一般入試以降の国公立大学入試まで学力を上げる努力をして入学した学生の方が、その可能性が高くなるというようなことを言われていた気がします。昔、日本の都市銀行で人事部の採用担当も永く経験した私の実感と合う様なお話だったので、そう理解しました。

また、企業が学生に求める力を、学生側は「語学力、専門知識、資格」などと思いがちだが、企業側は全く違っており、「主体性、コミュニケーション能力、粘り強さ」を求めていること、「語学力、専門知識、資格」等は後からでも得られるものというのも、民間企業の感覚に合っています。

大学選びは、一生付き合う友だちを選ぶことでもあり、その人脈が掛け替えのない宝物になります。

力だめしのつもりで、11月の未だ自分の本当の力が着いていない時期に募集定員の少ない公募推薦入試を受けて不合格になり、自信を無くしてどんどん志望校を下げていくような失敗をしないことです。

第一志望に合格するためには、大学が設定した試験日までに、私大なら募集定員数ではなくその数倍はある合格者数に入るように、その試験の平均点ではなく合格最低点に辿り着いていることなので、その試験のせいぜい6割程度が正解できるように最後までコツコツ努力していくことが鍵になるでしょう。

今回は貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。

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