7月25日(木)高3回生の遺贈による高額のご寄付をいただきました。
今月の初めに、清水谷高等女学校の卒業生の遺族の方から電話があり、昨年の暮れに亡くなられた際の遺言で、清水谷高校にお金を寄付したいというお話しをいただきました。
お名前を確認させていただいて、高3回生の卒業生ということが分かりました。大変に有難いお話しなので、大阪府教育庁に事務手続きなどを何度か確認し、校長名で感謝状を準備して、この日にお越しいただきました。遺族を代表してこられたのは、高3回生の姪に当たられる方でした。名簿では高3回生になっていますが、昭和7年生まれで、ずっと「清水谷高等女学校」を卒業したとおっしゃられていたそうです。改めて名簿をよく見ると、高4期生からは男女共学のクラスごとに卒業名簿ができていますが、高1回生~高3回生はクラスはなく、高2回生は全員で5名しかいません。この年代は戦前に清水谷高等女学校や高津中学校に入学して、戦後の学制改革で共学化された清水谷高等学校を卒業された方たちではないでしょうか。
お越しいただいた卒業生の姪の方から、戦後の混乱と経済成長の中で、住友銀行やソニーでご活躍された高3回生のお話しをお伺いし、清水谷高等女学校のプライドと、母校への思いを終生お持ちだったと、嬉しいお話しをお聞かせいただきました。
本当にありがとうございます。