2月20日(木)放課後に校長室で令和6度第3回学校運営協議会を開催しました。
清水谷高校の今年度の学校運営協議会の委員は、大阪府前教育監で近畿大学教職教育部教授の柴浩司先生、清水谷高校の同窓会である清友会会長で弁護士の須藤隆二先生、大阪市立高津中学校校長の西田清盛先生、元PTA会長の近藤清子様、清水谷高校の後援会組織である清援会の会長の野原久実様、PTA会長の大野広様の6名です。
今回は、当日に重要な御用で欠席の委員がありましたが、会長、副会長を含む過半数の5名の委員の皆様のご出席で実施しました。
本年度最後の学校運営協議会になるということで、今回は、校長が作成した「令和6年度学校経営計画及び学校評価(案)」について、今年度の学校運営の成果とその評価に対するご意見をいただくことや、今年度の結果を踏まえ校長が作成した「令和7年度学校経営計画及び学校評価(案)」に関して、その中の「めざす学校像」と「中期的目標」という『基本的な方針』にあたる部分について、ご承認をいただくこと、令和7年度の目標について確認をいただくことが、大事な協議の議題でした。加えて、学校運営協議会として『職員の任用に関して意見を述べることができる』という役割もありました。
学校側からは、校長、教頭、首席2名と指導教諭、事務長が参加して、まず昨年12月に行った保護者、生徒、教員の各「学校教育自己診断」アンケートの集計結果の分析と説明、次にこれらを受けて校長が作成した「令和6年度学校経営計画及び学校評価(案)」の学校評価案について、説明を行いました。
学校教育自己診断では、生徒の25項目の内で24項目が昨年度比で肯定的回答が高いレベルでプラスに伸びており、マイナスになった1項目もアンケートのタイミングが違えばマイナスにならなかったかも知れず、生徒の学校に対する満足度は明らかに上がって来ていることが数字に出ました。
学校教育自己診断の保護者の19項目でも16項目が昨年度比で肯定的回答が高いプラスに伸びており、マイナスになった「PTA活動が活発である」については、PTAの在り方の見直しをして業務を軽量化したり、組織を簡素化していることもあるので、今後は「活発である」ことを評価から外しても良いのではないかとのご意見もいただきました。
このあと、本日の承認事項となる「令和7年度学校経営計画及び学校評価(案)」について、校長から説明をさせていただきました。令和6年度の結果を受けて、既に達成をした中期目標については、数値目標の維持や上方修正等を行い、変更していることなどをお話ししました。
続いて協議に入り、各委員から、数値目標の達成等について質疑応答、評価と激励のお言葉をいただきました。清水谷高校が大事な目標にしている『非認知能力の育成』については、「授業や行事、部活動などあらゆる学校活動を通じて育てる」と言うことを明記することが大事というご意見をいただき、また校則見直しについても数値目標の在り方のご意見をいただき、これらの点を修正をすることを前提に、「令和7年度学校経営計画及び学校評価(案)」については、ご承認をいただきました。
本日いただいたご意見や激励を基に、生徒の学力をしっかり伸ばしながら、部活動や学校行事を楽しんで非認知能力も育むということや、DXハイスクールの推進を含め、外部の様々な講師の方にお話ししていただいて、生徒を刺激し、成長を促すようなバランスの取れた学校になる、という方向性で、今後の学校運営を進めて参りたいと思います。
当日の議事録は、委員の皆さまのご承認をいただけた後に、清水谷高校のホームページにも掲載します。どうぞ、ご確認ください。
よろしくお願い申し上げます。