PowerPointを使った教材を授業を行うことで、児童生徒に有効な視覚支援が行えます。そのポイント(メリット)は、
① 興味・関心、意欲を引き出しやすい。
②理解をサポートしやすい。
③達成感を十分に味わってもらえる。
ということが挙げられます。
以下は、本校中学部教員が作った教材の紹介です。
●国語
動く絵本「たからげた」では、マウスのクリックで画面のページがめくられ、ストーリーが進んでいきます。
同じく動く絵本「三枚のおふだ」では、ストーリーについての質問に対する生徒の答をあらかじめスライドで作成しておくことで、生徒の興味・関心をより掻き立てています。
●社理
「ごみのすてかた」は、スライド形式でごみの捨て方を学べます。ごみの分類クイズ付き。
●数学
「もののかずをかぞえよう」では、静止画面で1~5の数唱や、多い少ないが学べます。動く電車の数を数える学習もスライドなら可能です。
「お金の学習」では、1,10,100円の種類を見分ける学習です。インパクトのある表示でお金を印象付けられます。また、生徒の興味を引き出しやすいように、お気に入りのキャラクターも登場します。
●音楽
「阿波踊り」の合奏(動く楽譜)・・・画面上に曲のリズムに合わせて大太鼓やシンバル、占め太鼓のイラストが映し出される
●美術
「お寿司を作ろう」の教材で、紙とサインペンなどで作るお寿司の方法がスライドで映し出されます。
●体育・・・「運動会」の「全体演技」の個人の動き方や隊形移動の方法が動画で収められています。
●特別活動・・・「宿泊学習」「学習発表会」「修学旅行」の事前指導で使用したPowerPointの紹介がありました。
児童生徒にとっては、文字、リスト、表よりも、写真、音楽、アニメーション、ムービーの方が理解度がぐっと上がることが実感していただけたと思います。