「からだを通したコミュニケーションについて」

6月15日(金)、本校にて、小学部 部内研修会「からだを通したコミュニケーションについて~動作法を使った指導を中心に~」が実施されました。

 

dousa02.jpg

小学部では今年の研修テーマを決めるにあたって、「コミュニケーションについて学びたい!」という意見が部内で寄せられました。
そこで、今年度は「からだを通したコミュニケーション」と題して、動作法の指導におけるコミュニケーションについて学ぶこととなりました。


本テーマでの研修は3回シリーズで行う予定で、今回はその第1回目でした。講師には大阪府立高槻支援学校の川口喜輔先生をお招きし、2時間に渡って講義が行われました。


 
今回は臨床動作法に関する基礎知識について学ぶとともに、実技として基本的なリラクセーション課題(背中を動かすトレーニングや足首を緩める課題、躯幹のひねり課題)を行いました。


リラクセーション課題では"援助者と対象者が「心を合わせて動作遂行のための努力をする」過程を体験すること"が大切であり、相手に触れる「手」から様々なことを感じとり、それに対して触り方を変えながらこちらの気持ちも伝えるのだそうです。
実際に、課題を体験した参加者も、手の平から伝わってくる相手の身体の状態に感覚を集中させながら真剣に取り組んでいました。

 

dousa01.jpg