分科会D「インクルーシブ教育の視点を活かして」

 

実践発表会の分科会では、「インクルーシブ教育の視点を活かした特別支援教育の充実について」のタイトルで、地域の小学校との共同研究の中間報告がありました。

 

発表者は、本校の長谷川真哉先生です。

 

 

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共同研究の目的は、インクルーシブ教育の理念のもと、支援学級に在籍する障がいのある児童が、通常学級で学習し障がいのない児童・生徒と共に成長していく上で、どのような手立てや支援を必要とするかについて実践を通して考え、具体的な支援方法のモデルを構築していくことです。

 

今回は、支援学級の合科の授業での取り組みで、ソーシャルスキルの手法を活かして、活動への参加の意欲を高める手立てについて紹介、その有効性についての検証の報告でした。

 

具体的には、発表場面での、「メモ」の活用、姿勢や聞く態度のための視覚支援、カード作りのための「手順書」の活用について報告され、その有効性について報告されました。