2月5日(金)、本校にて、「チームティーチング授業研究」第3回目を実施しました。
この授業研究は、「授業力のアップ」を目的に、支援学校の授業の柱の一つである「チームティーチング」の理解を深めるために年3回にわたって行われます。
今回も、アドバイザーとして愛媛大学教育学部教授の花熊 曉 先生をお招きしています。
この日は、23限目に、小学部の「体育」の授業
4限目に中学部の「総合的な学習」
56限目に高等部の「美術」の研究授業が行われました。
放課後の反省会では、特に小学部の「体育」についての報告およびディスカッションが行われました。
花熊先生からは、次のような趣旨のアドバイスをいただきました。
①児童生徒だけでなく教師も「楽しさ」を感じられる授業づくりをめざしたい。
②児童生徒が達成感を味わえるサポートを工夫して実施したい。
→「ある課題について99サポートしても最後の1回を一人でできれば「できた!」という気持ちを持てる。」
→「最後の締めのポーズ」
→「達成感」とは、させられたではなく、自分がやったという『実感』であり、さらに『やり遂げた感』である。」
③体育の目標として、小学部段階では「多様な動き」、中学部高等部では、プラスして「体力」
→ゆえに「体育の授業では、活動のバリエーションと運動量がポイントとなる。」
→「多様な動き」とは、「バランス」、「用具の操作」、「力だめし」、「連続運動」の4つ
・児童生徒が「達成感」を味わえるような工夫をする際の具体的な視点を紹介していただいたことが印象的でした。
・また、体育の目標をキャリア教育の視点から紹介していただいたこともよかったです。