この２学期、新校舎への引っ越し、青葉祭文化の部、修学旅行など様々なことがありました。 みんなの頑張っている姿をたくさん見せてもらいました。 特に、新校舎になって初めての、青葉祭文化の部、新しい校舎の魅力を引き出すような発想と、活かし方で、自分たちだけでなく、周りも楽しませてくれました。 短い期間でよくここまで作りあげられたものだと感じています。 素晴らしいと思いました。
また、危機管理の面でも、余裕を持った行動ができるようになってきたのではないでしょうか。 列車の遅延があっても遅刻しない。 天候が変わっても余裕がある。昨年あった災害で学んだことも多かったのかなと感じます。 これからも、先を見越した行動をとってもらえればと思います。
さて、今年は、吉野彰さんが、ノーベル化学賞を受賞されました。 この方は、吹田出身の方です。大学で研究を続けるのではなく、企業で研究をつづけた結果、受賞されました。 吉野さんは、「無駄なことを沢山しないと、新しいことは生まれてこない。」 また、「頭が柔らかくないといけないが、コツコツと執着心をもって、諦めないことも大事。」とも話されています。 これは、研究者だけでなく、学生、生徒にも語り掛けられた言葉だと思いませんか。 あなた方は、今、高校生活を送っています。 高校生活でやっていることすべてがあなた方を育ててくれます。 授業、行事、部活動、受験、すべてが未来につながります。頑張りましょう。
１年前の終業式でも紹介しましたが、「クリティカルシンキング」という考え方があります。 物事、考えを鵜呑みにせず、疑問を持つ。 素直なのはいいのですが、表だけでなく、本質をつかんでください。 少しずつでいいですから、自らを鍛えてください。 当事者意識を持って取り組むことが成長を促進し、君たちのよりよい未来を作ると思っています。