1018 興味ない社会をアップデートする

この土曜日、本校の「ルールメイキングの会」のコーディネーターとしてお招きしている片岡様がセンター長をされている「尼崎市立ユース交流センター」を見学させていただきました。

「ユース交流センター」は「ユース=若者(29歳まで)」が利用できるそうで(使用料を払えばそれ以上の年齢の方も利用できます)
ゲームやビリヤード・ダーツや本・漫画などが置いてある集える場としての「居場所」があったり、音楽を演奏できる場所があったり、自習室があったり、地元の中高生たちに活発に利用されていました。

その中でも「Up To You!」という事業があり、有志の中・高・大学生計20名がプロジェクトを組んで、尼崎市の課題について意見と提案をまとめ、市長始め市の役員の方々にプレゼンをしているそうです。

内容は、「学校の校則」「公園のルール」「スケートボード場がない(スケボーを練習していると通報される)」「ライブハウスがない」「LGBTQへの偏見」などを扱っているそうですが、
その中で「スケートボード場」については、現在、市として実験的に場所を作って運営され始めたとのことで、将来的には常設される可能性もあるとのことです。

スケボーは、東京オリンピックでもかなり注目された競技です。若者の声で街を変えていく、そのような動きが近くの尼崎市で行われていることに本当に驚きました。

そのチラシに「興味ない社会をアップデートする」と書かれていました。
とても素敵なチラシだったので、文言を貼ります。皆さんに、一度読んでほしい文章です。「Up To You!」とは「あなた次第!」という意味です。

「興味ない社会をアップデートする」

きっと誰かがやってくれる。
いつから目に見えないものに期待するようになったんだろう。いつからルールは大人が作るものだと思い込んでしまったんだろう。いつから興味ないと蓋をしてしまう癖がついてしまったんだろう。

自分が直面する様々な課題に対して、ただ待つだけでいいのだろうか。

"Up to You!"は、皆さんが直面する課題やその解決策を尼崎市に提案していくプログラムです。自分たちにはできないと思っていることも、やりかた次第で変えていくことができます。自分たちで声を挙げるところから一緒にはじめましょう!

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