1013 教職員研修を行いました

2学期中間考査が始まりました。
考査1日目の午後、研修講師に阪中順子先生をお招きして、吹田東高校教職員研修を行いました。

コロナ禍において、生徒の皆さんを取り巻く環境も変わって来ています。そんな中で学校にできること、「いきごごちの良い学校とは」を教職員皆で考えました。

研究結果からある程度答えは出ているそうで
・いろんな人がいたほうが良い(多様性)
・緊密過ぎない、ゆるやかな繋がり(誰とでも挨拶できる関係性)
・人への評価は多角的に長い目で
・どうせ自分なんて、と考えない(自己信頼感の高さ)
・病、市に出せ(心配事を表に出せる)
ことが大切だそうです。

特に高等学校は、同じような人の集まりになりがちです。何人かの生徒たちに話したことがありますが、私自身が、高校時代が一番悩み多い時期でした。小学校・中学校は面白い(興味深い)友達がたくさんいました。高校時代も友人と楽しく過ごしてはいましたが、自分と似たような友人が多く、だからこそ人との比較が目につきやすく、悩みがちな時期でした。
その後、大学に進学して、「こんなにいろいろな人がいるんだ」と驚き、再び自分を取り戻した気がしました。

そのような経験からも、多様性というのは常に心掛けていることで、本校では、リーダーシップ研修やルールメイキングの会、社会人講和など、様々なタイプの大人や大学生と関わってもらえる場を提供するようにしているのですが、改めてその重要性を教えていただいた会でした。

ワークやロールプレイなど、参加型の研修で、「吹田東の先生方はとても積極的に話し合いに参加されますね」と阪中先生に褒めていただきました。良き教授は良き参加者になれると言います。普段皆さんにペアワークやグループワーク等を授業で展開している先生達だからこそ、よき参加者になれているのだなぁと誇りに思いました。


↑「当てはまると思う番号を指で示してください」と言われて指で示す先生達です。こういった意思表示の仕方も面白いなぁと思いました。

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