昨日、子ども(中学3年生、小学6年生)の学力の変化をみる令和6年度全国学力・学習状況調査の経年変化分析調査が公表されました。調査は全国で抽出された中学3年生、小学6年生を対象とし、3年前の調査と比較し、学力が大幅に下がったとの結果でした。興味深かったのは、保護者対象の質問調査の結果で、子どもがゲームやスマートフォンを使用する時間が前回より増え、学校外の勉強時間が減っていたことや子どもが良い成績をとることにこだわらない保護者が増加していることでした。
本校では、生徒同士や生徒と教員の対面でのコミュニケーション機会を増やすことやメリハリのある使用などを目的に、原則、スマートフォンは登校時にロッカーに入れるよう指導しています。調査では、ゲーム、SNS、動画視聴について、保護者の使用時間が長いと子どもの使用時間も長くなるという結果も出ており、子どもを取り巻く環境の大切さを考えさせられます。学力との相関関係があるとの結果も出ています。
生徒の皆さんも、夏休みに入ってからスマートフォンの使用時間が長くなっていないかなど、考えてほしいと思います。