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11月2日(木)、1年生向けに
少年犯罪被害当事者の会代表の武るり子(たけ るりこ)さんにお越しいただきまして、貴重なお話をしていただきました。
武さんは、ご自身のお子さんが高校1年生の時に、少年犯罪の被害者としてお亡くなりになっており、それまでの当たり前の毎日がいかに幸せであったかに気づかれたとのことです。
昨年度の1年生(現在の2年生)から、本校に来てお話をいただいており、今年もぜひお願いしたいと申し込んだところ、快く引き受けてくださいました。
私自身は、今年は、2年生の総合探究の付き添いで、武さんのお話を聴くことができませんでした。
けれど、2年生の生徒に「昨年の武さんのお話どうだった?」と道中聞いてみたところ「とても心にしみるお話だった」と言ってくれました。
武さんのお話で、私がとても心に残っているのは「自分を大切にしてほしい。自分を大切にできる人は他人のことも大切にできる」とおっしゃっていたことです。
武さんの息子さんは、同年代の見ず知らずの少年からの暴力被害を受けて、亡くなられました。
その武さんの言葉を聞いて以来、ずっと心に残っている言葉です。
つらい体験を通して、その気持ちを少年犯罪被害者の現状改善に向けるべく活動をしておられ、少年法改正の際にも、衆議院・参議院の各委員会にて参考人としてご意見を述べられたそうです。
武さん、貴重なお話をありがとうございました。