2年生の「総合的な探究の時間」では、企業やNPO,市役所や大学の方々からお題をいただいた探究学習をしています。
NPO法人「月と風と」さまは、しょうがいのある方へのヘルパー派遣や、働く場所づくりをされているNPO法人です。
そんな「月と風と」さまから、いただいた探究課題は
「あなたにとっての幸せ、不幸せを考えてみてください。しょうがいがある人は、どんなことを幸せ、不幸せと思っているでしょうか?それはあなたのそれとどこが同じでどこか違うのでしょうか」というものです。
その答えを探すべく、11月2日は、「月と風と」が運営している「チャリティショップふくる」という洋服屋さんに出掛け、そこのスタッフの、しょうがいを持つ方々へのインタビュー調査を行いました。
↑インタビューの様子です。
いくつかの班ができましたが、ある班では、互いに韓流がすきだと知って盛り上がっていました。
終わった後の生徒達からは「来てよかった」「事前にはかなり身構えていたが、楽しく話せた」「自分たちと同じところがたくさんあることが分かった」など、とても満足度のたかいインタビューとなったようです。
チャリティショップふくるの店員さんたちはとても明るい方が多くて、そのことも印象的でした。
ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
中には、オンラインで交流をしたしょうがいを持つ方もいらっしゃいました。
Wi-Fiの影響もあり、聴き取りづらいところもあり、その時は、この写真のように打ち込んで答えてくださいました。
ふくるのサポートスタッフさんが「え、なんて言っているか分からないよ」「もう1回言って」と何度も聞いてくださるのに少し驚いたのですが、代表の清田さん曰く「しょうがいを持つ方とお話する際には、聴きとれないのに聴きとれたふりをすることが一番よくない。分からない時は、何回も聞いていいよ」と後から生徒たちは説明を受けていました。