昨日、府立学校安全衛生管理者研修に参加してきました。
安全衛生管理者は、職員が50人以上の学校に置くことと定められており、主に校長、准校長が担っています。研修の前半では、安全衛生を取り巻く職場環境の変化について、業務内容の変化や働き方の多様化をあげ、高年齢者、未熟練若年者が増えるとともに、公務災害が増加傾向にあるとの情報提供がありました。また、そのなかで、教職員の公務災害件数の増加傾向も顕著であるとの話がありました。
各学校では、原則月に1回以上、産業医の参加のもと、安全衛生委員会を開催することとなっており、本校においても、毎月、職場の安全点検、教職員の時間外在校等時間の共有、合わせて、教職員のストレスチェックの結果(12月中旬に届く予定)などを踏まえた今後の対応など、意見交換をしています。
研修の後半では、児童生徒の事故・災害を減らすために最も大切なこととして、事故が予測できる箇所、行動の点検をあげ、施設、設備の安全点検や行動災害が起きないためのルール作りなど、具体的な対策事例をもとに説明いただきました。
本研修の内容を参考に、学校が、教職員、生徒ともに安全安心な場所であるよう、引き続き、取り組んでいきます。