教志コース ~「古武術・身体の使い方」~

 5月8日(月)、教志コース「教志入門」では、びわこ成蹊スポーツ大学から、高橋 佳三 教授にお越しいただき、「古武術・身体の使い方」と題し、実技を中心とした講義をしていただきました。

            

 まず、「身体の使い方」の意味を実感したのは、中腰の状態で、横からペアの人に押してもらう、という動作をしたときでした。最初、思い思いの体勢をとって、横から押されたときは、どんなに頑張ってもすぐによろけて、体勢が崩れてしまいました。ところが、高橋先生のご指示どおりに「身体の重心」を意識した体勢を整えると・・・、不思議なことにかなり勢いよく押されても、びくともしなくなりました。

            

           

 そして、身体が硬い人にとっては苦手意識のある「前屈」と「開脚」。これも、教えていただいた通りの動きを繰り返していると・・・、みるみるうちに、生徒のみなさんの「前屈」「開脚」のレベルが上がっていきました。

 この講義の間、生徒のみなさんの「できた!」「できるようになった!」という実感から沸き起こる笑顔がとても素敵で、印象的でした。

 高橋先生は、正しい姿勢をとること、正しく身体を使うことが、よりよいパフォーマンスにつながること、そして、この古武術をもとにした「身体の使い方」を将来みなさんが関わることになる子どもたちへ、伝えていってほしい、とおっしゃっていました。

 みなさんがこの講義で体験した「できた!」「できるようになった!」の笑顔が、ぜひ、将来多くの人たちに広がりますように。

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