5月26日(金)、防災避難訓練を実施しました。
化学実験室で火災が発生した、という設定で、放送での避難誘導に従い、グラウンドへ避難を開始しました。
校舎内では、「押さない、走らない、しゃべらない」、そしてグラウンドへ出たら駆け足で集合する。
速やかに、そして整然と避難・点呼が完了しました。これは、生徒のみなさんが、訓練の趣旨を理解し、一人ひとりが自覚をもって行動した成果であると感じました。
保健委員長(生徒)から、火災発見時に大切な三つの行動についての説明がありました。
まず、火災を発見したら、周りの人へ知らせること(通報)、そして初期の火災であれば、消火器等で消火を試みること(初期消火)、けれど炎が天井に達するほどになれば、迷わず逃げること(避難)。可能であれば、窓等を閉めて空気を遮断することも重要です。
その後、先生からは、「非常持ち出し袋」について、お話がありました。非常持ち出し袋の中に、入れておきたいものは、非常食、貴重品(現金を少し・各種カードのコピー等)、常備薬、非常用トイレのセット等さまざまなものがありますが、中でも情報収集のためのラジオ、避難所等で重宝する「目隠しポンチョ」、居場所を知らせ助けを呼ぶためのホイッスルはぜひ入れておくべきだ、とのことでした。
災害が起きたとき、どのように行動すればよいのか。折にふれ考え、そして備えておくことが私たち一人ひとりの命を守り、安全を守ることにつながるのだと改めて感じました。