2019年アーカイブ

合格者対象セミナー⑤⑥「大阪の未来の教員の学び」

12月22日(日)、大阪府教育センターにおいて、「2020年度大阪府公立学校教員採用選考テスト合格者対象セミナー⑤⑥」を実施しました。今回は、171名の受講生の参加がありました。 午前の講座は、大阪府青少年活動財団の4名の講師による「豊かな人間関係づくりの理解について」と題した講義や、様々なアクティビティを通した演習を行いました。 受講生からは、「アクティビティを通して、初対面の人たちと関係を築き...

 10月31日(木)、工業科「製図」で研究授業ならびに研究協議を行いました。  研究授業を行った「製図」は、図面を描いたり、読み取ったりする「ものづくりをするうえで欠かせない力」を養う内容です。  多くの製図の授業では、製図のルールとともに、図面の描き方の一般的な手順を学ぶことからスタートします。しかし、今回の研究授業では、生徒たち自身に図面を描く手順を考えさせるところからスタートしました。ねらい...

 12月4日(水)大阪府教育センターにて市町村指導主事全体会を行いました。対象は市町村教育委員会指導主事、小学校・中学校・高等学校・支援学校の管理職とし、約100名の参加がありました。今年度は「サイバー犯罪被害に遭わないために」と題し、大阪府警察本部サイバー犯罪対策課の方からご講演いただきました。  講演では、子どものインターネット利用状況、インターネット犯罪、全国の被害状況、そして警察という立場...

合格者対象セミナー ~「テーマ別講座」が始まりました~

 12月8日(日)、大阪府教育センターに於いて、「2020年度大阪府公立学校教員採用選考テスト合格者対象セミナー③④」を実施しました。  11月に開催した「基本講座」に続き、12月からは「テーマ別講座」が始まりました。「テーマ別講座」とは、学校現場で活かすことのできる知識等を学ぶ講座です。今回は、300名の参加がありました。  午前の講座は、支援教育推進室の指導主事より「支援教育について」と題し、...

夜間中学に関するパネル展示を実施中

 府教育センターでは、玄関ロビーにて夜間中学に関するパネル展示を実施しています。  夜間中学とは、公立の中学校の夜間学級のことで、現在、全国に33校あるうち、大阪府内に11校あります。  戦後の混乱期の中で義務教育を修了できなかった人や、様々な理由から本国で義務教育を修了せずに日本で生活を始めることになった外国籍の人など、多様な背景のある人たちが学んでいます。  12月16日(月)から1月16日(...

「研究授業の見学」(英語教育推進中核教員研修第7回)

11月15日(金)、22日(金)、29日(金)に、英語教育推進中核教員研修第7回として「代表研究授業の見学」を行いました。 今回は、英語教育推進中核教員研修に参加している受講者の学校を訪問し、ファシリテーターとして所属校の英語科の授業改善に向け、どのように研究授業と研究協議を進めているかを見学しました。  初回は、大阪教育大学の箱﨑雄子准教授にお越しいただき、府立天王寺高等学校で「コミュニケーシ...

園長等専門研修B・幼稚園10年経験者研修を実施しました。

 11月7日(木)に園長等専門研修B・幼稚園10年経験者研修(第6回)を実施しました。  公・私立の幼稚園、保育所、認定こども園等から、約200名の参加がありました。「幼児期にしておきたい子どもの身体を育てる遊びとその意味 -不器用、多動など発達に課題のある子どもが楽しんで参加できる遊び-」をテーマに神戸親和女子大学 森田安徳先生に講義をしていただきました。  子どもの遊びには、成長や発達にお...

 二学期も終わりに近づき、各校における授業改善の取組みは重要な局面を迎えつつあります。  府立寝屋川高等学校では、11月14日(木)にパッケージ研修支援の研究授業、研究協議を行いました。同校では今回の研究授業にあたって、8月に教科主任と授業担当者を中心に、指導案作成についての研修を実施し、資質・能力の育成に向けた取組みや評価について検討する機会としました。さらに10月には、研究協議を活性化するた...

高等学校初任者研修「支援教育の現状に学ぶ」

 10月15日(火)・29日(火)・11月12日(火)・19日(火)、高等学校初任者研修の第15回「支援教育の現状に学ぶ -ともに学び、ともに育つ-」を実施しました。自立支援推進校の府立高等学校9校にご協力いただき、4回に分けて実施し、府立中学校・高等学校および岸和田市立産業高等学校の初任者約170名が受講しました。  本研修は、府立高等学校における知的障がいのある生徒の教育環境の整備について学び...

通級指導教室の取組みについて~指導事例に基づく実践交流~

 11月28日(木)、「通級による指導担当教員研修」の第3回を実施しました。今回は、実践発表を聞いたり、実践レポートを基に交流したりすることを通して、自身の取組みを振り返るとともに、今後の指導に生かす学びを深めることをねらいとして実施しました。  前半は、小学校と中学校それぞれの通級指導担当者より「通級指導教室の取組み」について実践発表があり、アセスメントの必要性や自己肯定感を高めることの大切さを...

組織づくり メンタリング【検証】

 10月30日(水)から11月29日(金)にかけて、組織づくり メンタリング【検証】回を高等学校・支援学校10年経験者研修、小・中学校5年次研修、府立学校アドバンストセミナーBで行いました。前半は「メンタリングのリフレクション」と題し、講義を行いました。リフレクションの方法の一つとして「8つの問い」を紹介し、表面的な行動・思考だけに焦点を当てるのではなく、感情や望みといった無意識的や言語化されてい...

「合格者対象セミナー」が始まりました

 11月17日(日)より、大阪府教育センターにて「2020年度大阪府公立学校教員採用選考テスト合格者対象セミナー」が始まりました。11月17日・24日は「基本講座」を実施し、2日間で合わせて539名の"未来の先生"の参加がありました。  「基本講座」は、社会人・教員として知っておきたい"これだけは"を学ぶための講座です。大阪教育大学の和田副学長より、「新規採用者の皆さんへ期待すること」と題し、大阪...

性的マイノリティに関するパネル展示を実施中

 大阪府教育センターでは、大阪市淀川区役所 市民協働課の協力のもと、玄関ロビーにて、性的マイノリティに関するパネル展示を実施しています。  この展示は、11月19日(火)より実施している初任者研修「人権について考える3 -男女平等教育・性的マイノリティの人権について-」の内容と連携して行っているものです。  11月7日(木)から12月4日(水)まで展示しています。研修等で当センターを訪れた際には、...

府立学校人権教育研修B(cコース 在日外国人教育)を実施

 10月10日(木)、府立学校人権教育研修B(cコース 在日外国人教育)を実施しました。  まず、3グループに分かれ、生野コリアタウンの見学を行い、在日韓国・朝鮮人の歴史、文化、生活などについて学びました。特定非営利活動法人コリアNGOセンターの方にガイドをして頂き、コリアタウンの今の様子だけではなく、はるか昔から朝鮮半島にルーツのある方々とつながりのあったこの地域の歴史を学ぶと同時に、ご経験や思...

「就学前人権教育研究協議会B(実技的演習)」を実施

 10月7日(月)、就学前人権教育研究協議会B(実技的演習)を実施しました。公立・私立の幼稚園・保育所・認定こども園、認可外施設の教職員約200名の参加がありました。  今回は子どもの人権に関わる課題で、4つのテーマ「遊びと多様な表現を育てる」「すべての子どもが安心できる場づくり」「ともに学び、ともに育ち合う」「子どもの虐待防止」に分かれて、分科会形式で実技的演習を行いました。  具体的な造形遊び...

 9月30日(月)、「府立学校人権教育研修B(bコース 男女平等教育)」を実施しました。  前半の実践発表では、「性的マイノリティの生徒を担任した経験から」と題して、府立柴島高校から実践発表がありました。トイレの使用や更衣場所、体育の授業への参加などについて、当事者生徒と話し合いを重ね、生徒に寄り添いながら支援をしてこられた様子がよくわかる発表でした。  後半は、宝塚大学の日高庸晴教授を講師に迎え...

 11月15日(金)、「支援教育コーディネーター研修」(第4回)を実施しました。今年の3月に完成した、真新しい大阪成蹊大学校舎「グローバル館」を会場にお借りし、研修を行いました。今回は、子どもの特性を理解し、アセスメントの結果を一人ひとりの教育的ニーズに応じた「個別の指導計画」へ生かすことについて学ぶ内容となっており、梅花女子大学の伊丹昌一教授を講師としてお招きし、長年のご経験から得られた具体的な...

 10月23日(水)に幼児教育アドバイザーフォローアップ研修(第4回)を実施しました。今回は幼児教育アドバイザーフォローアップ研修(第2回)で学んだファシリテーター成功の6つの秘訣を活用し、ファシリテーションに挑戦する内容です。  同日開催の幼稚園新規採用教員研修に入り、新規採用教員が他の参加者と交流する場面に参加し、実践しました。  参加者が発言しやすい雰囲気づくり、共感と傾聴を大切に、話の論点...

 組織的な授業改善に必要な要素は何でしょうか。それぞれの学校によって実態や課題が異なるとは言え、その答えは一定の範疇に集約されるのではないでしょうか。  10月21日(月)に「授業改善に関するカリキュラム・マネジメントリーダー研修」の第3回を行いました。  今回は、受講者が持参した今年度の校内研修年間計画と上半期の取組みをまとめた実践レポートを基に、「ワールド・カフェ」をアレンジした方法で、何度か...

小・中学校人権教育研修C(在日外国人教育)を実施

 9月26日(木)「小・中学校人権教育研修C(在日外国人教育)」を実施しました。小・中学校で在日外国人教育を中心的に担っている教職員および市町村教育委員会の担当指導主事、合わせて約70名の参加がありました。  前半は、府教育庁指導主事より講義を行い、大阪府における在日外国人教育の現状と課題について理解を深めました。そして実践発表では、外国にルーツのある子どもや保護者と丁寧に向き合うことの大切さや、...

 9月24日(火)、「小・中学校人権教育研修D(子ども・障がい者の人権)〈bコース〉」を実施しました。小・中学校で「ともに学び、ともに育つ」教育を中心的に担っている教職員および市町村教育委員会の担当指導主事、合わせて約90名の参加がありました。  前半の講義では、障がいのある子どもたちの人権をめぐる現状と課題、障害者差別解消法についての理解を深めました。その後の実践発表からは、障がいのある子どもを...

教育支援センター便り9~キャリアワークを行いました

大阪府高等学校教育支援センターでは、働くことの意味を自分で考えること、自己の進路実現に向けての意欲を高めることを目的とした「キャリアワーク」のプログラムを実施しています。9月17日(火)に第1回目のワークショップを行い、「働くとはどういうことか」「接客・おもてなしの意味」「なぜ接客体験(模擬販売)を実施するのか」について考えました。 それを受けて、「顧客のニーズを考え、喜ばれる商品を考えよう」をテ...

教育支援センター便り8~見学会を実施しました

大阪府高等学校教育支援センターでは、10月29日(火)に、大阪私立学校人権教育研究会より進路保障研究委員会に所属する先生方11名を迎え、見学会を実施しました。この見学会は、当センターについて知るとともに、参加された先生方がそれぞれの学校でできる不登校生徒への支援についての理解や知識を深めることを目的としたものです。 はじめに研修室にて、教育支援センターの概要、及び不登校や不登校支援について担当より...

 9月19日(木)、「小・中学校人権教育研修D(子ども・障がい者の人権)〈aコース〉」を実施しました。小・中学校の教職員および市町村教育委員会の担当指導主事、合わせて約70名の参加がありました。  前半の講演では、立命館大学の荒木寿友教授を講師に迎え、子どもの権利条約(特に意見表明権)の基本的な考え方について認識を深めました。子どもが意見表明していくためには、まず大人の傾聴が必要であり、その上で子...

小・中学校人権教育研修B(男女平等)を実施

 9月3日(火)と9月17日(火)に、「小・中学校人権教育研修B(男女平等)」を実施しました。小・中学校の教職員および市町村教育委員会の担当指導主事、合わせて延べ140名の参加がありました。 第1回では、講義と講演を実施しました。 講義では、大阪府の男女平等教育の現状と課題、性的マイノリティの子どもの人権、セクシュアル・ハラスメントの未然防止に向けた学校づくり、そして教職員向けⅮⅤ被害者対応マニュ...

幼稚園新規採用教員研修 「これまでの実践を振り返る」

 7月29日(月)に幼稚園新規採用教員研修(第4回)を行いました。今回の後半は「これまでの実践を振り返る」と題し、これまでの実践をまとめることにより、自己の取組みを振り返り、さらに情報交換と協議を通して、当面する課題等について解決策を探ることをねらいに実施しました。  まず、1学期の子どもの姿やこれまでの研修等で学んだこと等を振り返りました。ここでは、実践を振り返りながら、ブロックを使って「自分の...

 9月11日(水)、「府立学校人権教育研修B(dコース 障がい者の人権)」を実施しました。 前半は、「西成高校における『ともに学び、ともに育つ』教育の取組み」と題して、府立西成高校から実践発表がありました。障がいのある生徒を、周りの生徒と分けることなく、「そこにいて当たり前の存在」として位置づけ、日々の学習や活動に取り組まれている様子を発表していただきました。 後半の講演では、佛教大学の堀家由妃代...

府立学校人権教育研修B(aコース 子どもの人権)を実施

 9月4日(水)、「府立学校人権教育研修B(aコース 子どもの人権)」を実施しました。 はじめに、桃山学院大学の金澤ますみ准教授より、スクールソーシャルワーカーに寄せられる相談事例の紹介から、子どもを「みる」観点について基本的な事柄を確認しました。 そのあと、府立東淀川高校から実践発表がありました。「課題のある生徒を支えるための学校の取組みと教職員の役割」と題して、担任を支援することを大切にした教...

子どもに届く指導助言をめざして(市町村指導主事学習会)

   大阪府教育センターでは、府域の指導主事がともに学ぶ「市町村指導主事学習会」を実施しています。この学習会は、市町村の指導主事として授業改善をリードする役割を自覚するだけでなく、具体的な研修等を実施するための実践的指導力の向上をめざしています。  10月11日(金)に、豊中市立北丘小学校を会場として、授業参観を通した算数・数学担当指導主事の学習会を実施しました。  参観したのは概数(第4学年)...

 「自校で行われる授業がめざすべき方向性とは何か。」それは、決して方法論にとどまらず、どんな生徒を育てたいのかというビジョンの共有がなされてこそ、意味のある問いとなります。  10月9日(水)、府立大冠高校でパッケージ研修支援の全体研修会を行いました。同校では、7月の全体研修会で「自校におけるよりよい授業」、そして「今後、どのような取組みを行っていきたいか」についての協議を行っています。  その内...

 皆さんはご自身の担当教科以外の授業をご覧になったことはありますか。  10月3日(木)、府立門真西高等学校においてパッケージ研修支援Ⅰの全体研修会が行われました。同校は昨年度から継続してパッケージ研修支援の取組みを進めており、今回の研修会のテーマは「教科を超えた相互授業見学の習慣づけ」、「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた情報交換」でした。  先日まで校内で行われた相互授業見学期間で...

「合格者対象セミナー」が始まります!

 いよいよ今年度も「2020年度大阪府公立学校教員採用選考テスト 合格者対象セミナー」が始まります。  「合格者対象セミナー」とは、「2020年度大阪府公立学校教員採用選考テスト」合格者を対象とした講座で、来年4月から始まる新しい教員生活に向けて、子どもとの良い出会いができるよう、準備のための支援を行うことをねらいとしています。                          11月17日・24...

 10月10日(木)に、「障がい理解・啓発推進研修」を実施しました。今回は、共生社会の実現に向けた「ともに学び、ともに育つ」教育を進めるため、当事者の願いや経験、実践を知り、障がいに対する理解を深めることをねらいとしています。  前半は、公益社団法人大阪精神障害者家族会連合会から講師をお招きし、精神障がい者であるご家族との生活で悩まれたことや精神疾患について、そして家族の気持ち等について、ご講義...

シンガポール教育省より教育視察(カリナビ)

 9月20日(金)、シンガポールの教育省(Singapore Ministry of Education)より、14名の教員の方が教育視察のため、大阪府教育センターに来訪されました。 この教育視察を通して、日本および大阪の教育制度、教職員への支援(研修等)や教育支援リソース(ツール)などを知ることが目的でした。  はじめに教育センターの概要等について担当より説明し、続いて実際の研修場面を参観しても...

9月27日(金)に「Practical English Teaching Seminar D」を実施しました。 最終回となる今回は、立教大学の松本茂教授をお招きし、「ディベートを活用した英語コミュニケーション能力を高めるための指導法」というテーマで、オールイングリッシュでの講義が行われました。 松本教授は、「英語運用能力を高めるためには、『考える力』が不可欠である。一定のルールに沿って行われるデ...

 先日ブログにアップしました保育技術専門研修(A・B・C)に続き、保育技術専門研修D・E・F・Gを紹介いたします。  8月23日(金)実施の「保育技術専門研修D」(自然との関わり・生命尊重)は大阪市天王寺動物園にて、講義や動物園ガイドウォークプログラムを通して、動物の不思議さや命の尊さを踏まえながら、日々の保育でいかせる実践方法について考えました。受講者からは、「動物園を含め園外保育は子どもたちに...

教育支援センター便り7 ~10月の活動~

教育支援センターでは、10月2日(水)に、劇作家・演出家の阿藤智恵先生にお越しいただき、「自己表現」をテーマとした体験プログラム「〈えんげき〉の自由時間」を行いました。 最初に、阿藤先生の作品を使用して、初見で脚本の朗読を行いました。いくつかの場面からなる幻想的な作品ですが、それぞれの場面ごとに、登場人物を自分なりに解釈して工夫してセリフを読みました。その後、先生から、脚本を書く際に意識しているこ...

【工業科】仕上げ・旋盤 実技指導力向上研修を実施

 7月22日(月)~8月19日(月)の間で、のべ7日間、工業科の実技指導力向上研修を実施しました。これは、パナソニック株式会社ライフソリューションズ社、大阪府立工業高等学校長協会、大阪府教育センターが連携することで実現している研修です。  今年度は、仕上げ研修に8名、旋盤研修に5名の教員が受講しました。安全教育に始まり、作業の原理、コツなどをていねいに指導していただきました。普段は教える側の先生が...

 9月20日(金)に、「支援教育コーディネーター研修(第3回)」「高等学校における支援教育コーディネーター研修(第4回)」「通級による指導担当教員研修(第2回)」を合同で実施しました。追手門学院大手前中・高等学校を会場にお借りし、左側の窓から大阪城が一望できるすてきなロケーションの中で行いました。今回は、講義を通して、発達障がいの特性を知り、子どもの実態把握に基づいた指導の在り方を理解し、子ども一...

9月19日(木)、府立牧野高等学校において、パッケージ研修支援Ⅰの全体研修会が行われました。同校は昨年度に全HR教室と理科教室の計32教室に電子黒板機能付きプロジェクターを導入しています。この大きな強みを生かして、ICTを活用して個々の教員の授業力の向上を図り、その成果を学校全体に広げる授業改善を推進しています。  はじめに大阪府教育センター指導主事がパッケージ研修支援の意義や学習指導要領改訂の...

教育支援センター便り6 ~9月の活動~

教育支援センターでは、生徒たちの学校復帰や社会的自立につながるよう、様々な人やモノと出会える体験活動を実施しています。体験活動の中には、普段過ごしている活動室を出て行うものもあります。 9月11日(水)は、教育センター2階のカリキュラムNAViプラザで、絵本選びをしました。これは、12月に予定している保育所での影絵公演の台本作りの参考に行っている活動です。最初に活動室で、今までの通室生徒たちが作っ...

高等学校初任者研修 ~単元のねらいを意識した授業づくり~

 9月10日(火)に、高等学校初任者研修「授業づくり7-単元のねらいを意識した授業づくり-【理論】」を実施しました。 この研修のねらいは、単元を通して育成したい資質・能力を明確にし、設定した目標に準拠した学習活動や学習内容、評価を考えて授業構想のポイントについて理解を深めることです。 前半の講義は、これまでの復習でもある「『到達目標』から逆向きに設計された授業づくり」について、振り返るところから始...

9月13日(金)、「Practical English Teaching Seminar C」を行いました。 今回は、大阪教育大学の加賀田哲也教授をお招きし、「英語の学習意欲を高め、基礎的な学力を高めるための指導法」というテーマでご講義いただきました。 加賀田教授の主な研究テーマは「人格形成的な英語教育」です。英語の学習により、いかに生徒たちの自己肯定感を高め、人格の完成に貢献できるかということに...

「我が国や郷土の音楽」に関する学習の充実

 いよいよ令和2年度より、小学校新学習指導要領が全面実施となります。音楽科では、これまで第5学年及び第6学年において取り上げる旋律楽器として例示していた和楽器が、第3学年及び第4学年の例示にも新たに加えられました。 また、我が国や郷土の音楽の指導に当たっての配慮事項として、「音源や楽譜等の示し方、伴奏の仕方、曲に合った歌い方や楽器の演奏の仕方などの指導方法を工夫すること」が新たに示されました。 当...

 9月19日(木)、「支援教育実践研修E」を実施しました。この研修は、病気のある子どもの教育に関する知識や技能についての認識を深め、一人ひとりの障がいの状態、教育的ニーズに応じた指導方法や指導内容等を学ぶ内容となっています。  今回の講義・演習では、病弱の子どもたちの特性について理解を深めるとともに、学校で取り組まれている指導について学びました。また、具体的な取組みから医療・福祉との連携や、教職...

 9月18日(水)、「支援教育実践研修C」を実施しました。この研修は、知的障がいのある子どもの教育に関する知識や技能についての認識を深め、一人ひとりの障がいの状態、教育的ニーズに応じた指導方法や指導内容等を学ぶ内容となっています。  前半の府内2校からの実践発表では、知的障がいの特性について理解を深めるとともに、学校で取り組まれている指導について学びました。後半の講義では、知的障がいのある生徒の進...

8月初旬、公立・私立の幼稚園・保育所・認定こども園等の先生方を対象に保育技術専門研修A・B・Cを実施しました。 8月8日(木)実施の「保育技術専門研修A」(社会生活との関わり)は、大阪市立自然史博物館の「教員のための博物館の日」と共催し、様々な体験プログラムから子どもたちが遊びを通して主体的に学ぶ保育実践を考えました。「保育者自身が博物館の魅力に気づいて、どう子どもたちに伝えるかを考えることが大切...

9月13日(金)、「支援教育実践研修A」を実施しました。この研修は、視覚障がいのある子どもの教育に関する知識や技能についての認識を深め、一人ひとりの障がいの状態、教育的ニーズに応じた指導方法や指導内容等を学ぶ内容となっています。 前半の実践発表では、視覚障がいの特性について理解を深めるとともに、学校で取り組まれている指導について学びました。後半の講義・演習では、単眼鏡の仕組みや様々な支援器具に触れ...

 9月11日(水)、「支援教育実践研修F」を実施しました。この研修は、発達障がいのある子どもの教育に関する知識や技能についての認識を深め、一人ひとりの障がいの状態、教育的ニーズに応じた指導方法や指導内容等を学ぶ内容となっています。  前半の講義では、発達障がいの特性について理解を深め、発達障がいのある子どもたちの理解に基づいた指導の在り方を学びました。また、たくさんの事例から具体的な指導や支援方法...

カリナビ紹介~防災教育コーナー~

 平成30年は、大阪府北部を震源とする地震や台風、豪雨など、多くの自然災害が発生し、大阪府内でも大きな被害がもたらされました。これらの自然災害から、あらためて児童生徒の安否確認の方法をはじめ、日ごろからの防災意識の向上や学校施設の安全管理等、学校防災に関する様々な課題が見えてきました。  自然災害から命を守るには、適切な避難行動をとれる能力等が必要とされ、幼少期のころからの防災教育が重要です。さら...

聴覚障がいのある子どもの理解及び指導の実際

 9月9日(月)、「支援教育実践研修B」を実施しました。この研修は、聴覚障がいのある子どもの教育に関する知識や技能についての認識を深め、一人ひとりの障がいの状態、教育的ニーズに応じた指導方法や指導内容等を学ぶ内容となっています。  前半の実践発表では、聴覚障がいの特性について理解を深めるとともに、学校で取り組まれている指導と支援の方法について学びました。また、「個別の教育支援計画」と「個別の指導計...

 9月4日(水)、「支援教育コーディネーター研修」(第2回)を実施しました。今回は、講義・演習を通して、カウンセリングマインドについて理解を深め、保護者や教員に対し具体的な支援を提案する等、実践的なコンサルテーションの方法を学ぶ内容となっています。コンサルテーションとは、コンサルタント(コーディネーター)がコンサルティ(相談者)に対して、コンサルティのかかえているクライアント(児童生徒)に関係した...

肢体不自由のある子どもの理解及び指導の実際

 9月2日(月)、「支援教育実践研修D」を実施しました。この研修は、肢体不自由のある子どもの教育に関する知識や技能についての認識を深め、一人ひとりの障がいの状態、教育的ニーズに応じた指導方法や指導内容等を学ぶ内容となっています。  前半の講義は、関係機関との連携の必要性を学びました。また、「個別の教育支援計画」と「個別の指導計画」の作成・活用の意義についてペアになり、課題や悩みを共有しました。後半...

 8月30日(金)、大阪府教育センターにて、第3回市町村支援教育担当指導主事会及び学習会を実施しました。本会は、市町村教育委員会において支援教育を担当する指導主事を対象にしており、今回は45名の参加者がありました。  前半は、高槻市の支援教育を担当する指導主事から、「通級による指導について」と題して、支援教育や通級指導教室での取組みを中心に、どの市町村にも参考となる好事例の紹介や実践報告がありまし...

教育アセスメントの結果を指導に生かす

 8月28日(水)、「高等学校における支援教育コーディネーター研修」の第2回を実施しました。高等学校において校内支援体制の充実を図り、支援教育を推進するため、支援教育コーディネーターとしての実践的な指導力を身に付けるため、今回の研修は、子どもの実態把握の方法の一つとして心理検査の概要を知り、「個別の指導計画」の作成、指導実践に生かす方法を学ぶ内容となっています。  講義の前半は、「多様なニーズのあ...

子どもの資質・能力の育成をめざして

 8月19日(月曜日)に、大阪府小・中学校指導主事等教育課程研究協議会(夏季)を開催しました。この協議会は、教育課程についての説明や、優れた実践等についての情報交換等を行い、各学校において新学習指導要領の趣旨に基づいた教育活動が円滑に進められることを目的として開催しています。今年度も、夏季と冬季の2回開催します。  午前中は、文部科学省初等中等教育局の 倉見 昇一 視学委員を講師としてお招きし、全...

府立学校リーダー養成研修(第4回)を実施しました

大阪府教育センターの「総合研修」の中の1つに、「府立学校リーダー養成研修」があります。この研修は、今後の府立学校を支えていくために、各学校のリーダーとなるための幅広い素養を身に付けることをねらいとしており、1年間を通じて計6回の研修があります。対象者は、教職経験が5年以上の教諭・養護教諭・栄養教諭及び指導教諭・指導養護教諭・指導栄養教諭で、今年度も多くの教員が参加しています。 8月26日(...

教育支援センター便り5 ~8月の活動~

教育支援センターの夏季休業が開け、活動室に生徒たちの姿が戻ってきました。 教育支援センターでは、午前中は基本的に学習時間となっています。自学自習で、原籍校からもらってきた課題に取り組みます。チャイムや時間割はなく、各自自分のペースで休憩する時間を決めて休みます。他の生徒は学習をしているため、静かに休憩を取ることになります。自席で絵を描いたり、ぼんやり外を眺めたり、軽く睡眠を取ったり、あるいは書籍コ...

小・中学校リーディング・ティーチャー養成研修

 大阪府教育センターで毎年実施されている「小・中学校リーディング・ティーチャー養成研修」につ いて紹介します。                                     「小・中学校リーディング・ティーチャー養成研修」とは、これからの学校経営をすすめていく人材 として必要な資質・能力や指導力の向上を図ることを目的とした研修です。今年度は、府内各市町村教 育委員会の推薦を受けた44名の...

 7月26日(金)、「出会いから学ぶ人権学習」のaコース「平和について考える」を、大阪国際平和センター(ピースおおさか)にて実施しました。幼稚園、小・中学校、義務教育学校、府立学校から約60名の教職員が受講しました。  前半は、「大阪大空襲の体験を語る会」の久保三也子代表を講師にお招きし、「大阪大空襲を語り継ぐ」と題して、ご自身の経験を語っていただきました。久保さんは、小学生から女学生時代にかけて...

 8月7日(水)、「出会いから学ぶ人権学習」のcコース「ハンセン病問題から学ぶ」を実施しました。  講師に、ハンセン病回復者支援センターから加藤めぐみコーディネーターと、ハンセン病回復者の方3名をお招きしました。幼稚園、小・中学校、義務教育学校、府立学校から、40名余りの教職員が受講しました。  前半は、加藤さんより「ハンセン病問題とは何か-子どもたちに伝えたいこと-」と題してご講演頂きました。後...

小学校プログラミング応用研修を実施しました

 令和2年度からの小学校プログラミング教育の実施に向けて、7月31日(水)に「小学校プログラミング応用研修」を実施しました。  研修では、教科において実施するプログラミングの事例をテーマに研修を行いました。micro:bit(マイコンボード)を利用した6年生理科「センサーを利用した電気の学習」とピクトグラミングを利用した3年生国語「くらしと絵文字」です。  ピクトグラミングの作成者である青山学院大...

小学校プログラミング基礎研修を実施しました

 令和2年度からの小学校プログラミング教育の実施に向けて、8月6日(火)に「小学校プログラミング基礎研修」を実施しました。  研修では、コンピュータを使わないアンプラグド学習とコンピュータで大阪府作成の教材を利用した学習、さらにロボットを利用した活動を体験しました。そして、それぞれの学習の特徴やコンピュータを使うことでわかることについて協議を行いました。また、Viscuit(アプリ)やmicro:...

小学校プログラミング応用研修を実施しました

 令和2年度からの小学校プログラミング教育の実施に向けて、7月31日(水)に「小学校プログラミング応用研修」を実施しました。  研修では、教科において実施するプログラミングの事例をテーマに研修を行いました。micro:bit(マイコンボード)を利用した6年生理科「センサーを利用した電気の学習」とピクトプログラミングを利用した3年生国語「くらしと絵文字」です。  ピクトグラミングの作成者である青山学...

ICT活用基礎研修を実施しました

ICTを活用する目的は何でしょうか?ICTを使うことそのものが目的となっていませんか?ICT活用は「授業改善のための方法の一つ」として捉え、補助的な道具と位置づけることが大切です。   これは、中央教育審議会において示されているICT活用に関わる図のひとつです。教員が利用するだけではなく、児童生徒が活用することも含めて、「主体的・対話的で深い学び」の実現をねらい、効果的に利用していただければと思...

タブレット活用基礎研修を実施しました

 新学習指導要領では、情報活用能力は「学習の基盤となる資質・能力」として、言語活動や問題発見・解決能力と並ぶ形で明示されました。  子どもたちの情報活用能力を育むためには、各教科等でタブレット端末に代表されるICT機器を、子どもたちが主体となって活用することが、重要です。また、これらの機器を効果的に活用することは、授業のねらいを達成するうえでも、有効であるといわれています。  この研修では、児童・...

へき地・遠隔小規模校の特性を生かした取組みを紹介中

大阪府へき地・遠隔小規模校教育研究会に加盟している4つの小学校 ・茨木市立清溪小学校 ・茨木市立忍頂寺小学校 ・高槻市立樫田小学校 ・和泉市立南横山小学校 の取組みを8月1日(木)より、別館1階ロビーにて紹介しています。           大阪府には現在、「へき地」指定の学校はありませんが、以前より、へき地あるいはへき地に準ずる地域の小規模校が集まって、地域の特長を生かした教育の研究を行ってきま...

 府教育センターでは、玄関ロビーにて、「大阪とハンセン病問題」と題した啓発パネル展示を実施しています。  この展示は、大阪府健康医療部 保健医療室 地域保健課の協力のもと、8月7日(水)実施の「出会いから学ぶ人権学習」Cコースの内容と連携して行っているものです。  8月2日(金)から28日(水)まで展示しています。研修等でセンターを訪れた際には、ぜひご覧ください。 「日本のハンセン病対策の誤りは...

 「この先生の授業(だけ)は信頼できる、この先生の授業を受けられてよかった」ではなく、「この学校の授業は信頼できる、この学校の授業を受けられてよかった」という、その学校の授業に対する面の信頼を構築していくことが肝要である。  教育センターWebページに掲載している「高等学校における校内授業実践研究進め方ガイドブック」の巻頭言の中で、京都大学大学院 石井英真准教授はこう述べられています。  8月5...

 8月2日(金)、英語教育推進中核教員研修の第5回・第6回を行いました。 今回は、東京外国語大学の根岸雅史教授をお招きし、「目標に準拠した評価の在り方(授業づくり②)」をテーマに行いました。 この英語教育推進中核教員研修では、研修受講者が各学校のファシリテーターとなり、所属校の英語科の授業改善を進めます。教科内での取組みが円滑に進むよう、午前中は、「研究授業と研究協議の在り方」と題して、各校で9月...

8月1日(木)、英語教育推進中核教員研修の第3回・第4回を行いました。 今回は、玉川大学の工藤洋路准教授をお招きし、「目標に応じた授業づくり(授業づくり①)」をテーマに行いました。  この日は、午前・午後に分かれた1日の研修となりました。午前中は、作成したレポートを基にグループディスカッションを中心とした研修を行いました。  まずは、第1のレポート課題である、各学校における英語の授業の現状をテーマ...

 東住吉総合高等学校におけるパッケージ研修支援Ⅰ(1回目)の全体研修会を、7月11日(木)に実施しました。 はじめに大阪府教育センター指導主事が、パッケージ研修支援の意義や学習指導要領改訂の背景などについて講義を行いました。  続いて、5つのグループに分かれて、授業における課題について協議し、発表しました。司会の方が各班の意見をホワイトボードにまとめ、その中からキーワードを見つけていくと、各班から...

 国語は生徒に何をもたらすことができるのか。  これからの時代を生きる生徒たちに求められる資質・能力の育成に向けて、国語科の教員として、どのような授業を行っていかなければならないのでしょうか。  7月30日(火)の高等学校「国語」授業力向上研修では、「国語科における主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業づくり」をテーマとし、はじめに指導主事による講義、その後、二人の指導教諭による実践発表を行...

 7月29日(月)、府立高等学校及び府立支援学校(高等部)の英語担当教員を対象の「Practical English Teaching Seminar B」を行いました。 第2回目となる今回は、上智大学の和泉伸一教授をお招きし、「内容言語統合型学習(CLIL)を取り入れた指導」というテーマでご指導いただきました。今回は初任者研修第11回授業づくりの研修も併せて実施したため、50名を超える規模での実...

7月12日(金)、Practical English Teaching Seminar Aを行いました。 Practical English Teaching Seminar(通称PETSペッツ)は各学校の取組状況等を踏まえ、「聞くこと」「読むこと」「話すこと(やりとり、発表)」「書くこと」の5つの領域にわたる生徒の総合的なコミュニケーション能力を育成するための指導法について学ぶことを目的とした研...

 7月3日(水)、17日(水)に高等学校10年経験者研修(教育重点課題)【理論】回を行いました。  前半は、大阪府教育センター高等学校教育推進室の指導主事より、「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善」について講義を行い、後半は教科に分かれ、今後扱う単元を設定し、「主体的・対話的で深い学び」の視点を踏まえた授業計画を考え、共有しました。  教職経験10年目を迎えた受講者の振り返りシート...

「就学前人権教育研究協議会A(全体会)」を実施

 就学前人権教育研究協議会は、公立・私立の幼稚園・保育所・認定こども園、認可外施設、支援学校幼稚部の教職員がともに学びを深める場として、年間3回実施しています。第1回は全体会として7月1日(月)に実施、255名が参加して、就学前の人権教育・人権保育の在り方を共有しました。  最初に、「大阪府における人権教育推進の課題」と題した講義を行い、就学前教育において踏まえるべき人権課題や現状について認識を深...

6月25日(火)、府立牧野高等学校において、パッケージ研修支援Ⅰの1回目の研究授業と研究協議が行われました。牧野高校では昨年度に全HR教室と理科教室の32教室に電子黒板機能付きプロジェクターを導入しており、ICT活用をきっかけに学校全体で授業改善を推進しようとしています。 【研究授業】 1時間目の数学Ⅰの研究授業は、校長、教頭をはじめ各教科の教員合わせて10人以上が参観しました。内容は「2次関数の...

教育支援センター便り4 ~7月の活動~

大阪府高等学校教育支援センター(愛称:ルポン)では、日々の活動の中で、一人ひとりの生徒が自分の意見を言葉で表す機会を大切にして、様々な体験学習活動を行っています。その一つとして、通室生徒たちが自分の意見を自由に出し合う「ミーティング」活動があります。7月は、そこで話し合ったことをもとに、19日(金)にOTS(お楽しみ会)を企画・実施しました。 ミーティングや昼食を食べながらの話し合いの中で、今回は...

 大阪府教育センターでは、ともに学ぶ「市町村指導主事学習会」をテーマや課題別に実施しています。この学習会は、市町村指導主事として授業改善をリードする役割を自覚するとともに、具体的な研修等を実施するための実践的指導力の向上をめざしています。  7月8日(月)に実施した学習会では、「大阪府の指導主事は学校とどう関わったらいいか」というテーマで、国立教育政策研究所研究企画開発部 千々布 敏弥 総括研究...

 7月4日(木)に、枚方なぎさ高等学校で1回目の全体研修会を実施しました。同校は前年度から引き続きパッケージ研修支援の取組みを行っています。2年めのスタートとして、校長先生のあいさつの後、前年度の振り返りから研修が始まりました。  前半は教科ごとにグループになって、「教科として生徒につけさせたい力」が身に付いているか、「教科で共通して取り組めること」が実現できているか、について考え、それらを踏まえ...

 6月25日(火)、府立島本高等学校において、パッケージ研修支援の第1回全体研修会を行いました。同校は昨年度からパッケージ研修支援の取組みを行っています。また、パッケージ研修支援以外にも学識経験者を招聘して評価に関する研修会も実施しています。 昨年度は、数学科が中心となり研究授業を行いながら、各教科においても主体的・対話的で深い学びの実現に向けて具体策を考え授業実践を行った1年間でありました。また...

 7月8日(月)幼児教育アドバイザーフォローアップ研修(第2回)を行いました。  本研修は、認定された幼児教育アドバイザーを対象に、園所や市町村の中核となって研修を実施するためのファシリテーション能力や経験の少ない教員への支援など、幼児教育の推進に貢献できる専門的資質・能力の向上を目的とし、今年度より実施しています。  第2回目の今回は『ファシリテーターの意義と役割(理論)』と題し、はまようちえん...

 7月4日(木)、大冠高校でパッケージ研修支援の全体研修会を行いました。同校は今年度からパッケージ研修支援の取組みを行っており、個々の教員が行っている授業の工夫や成果を学校全体に広げることを目標にしています。  まず、初めに大阪府教育センター指導主事がパッケージ研修支援の意義や学習指導要領改訂の背景などについて講義を行いました。  当研修は個の授業力向上をめざすものではなく、学校全体のさらなる授...

 令和元年度小・中・高・支援学校10年経験者研修の6月の回では、「組織づくり メンタリング【理論】-初任期教員のキャリアを援助する存在-」と題した講義を行いました。  変化の激しい社会を力強く生き抜いていくことのできる子どもたちを育てるためには学校の教育力・組織力を向上させることが必要です。その教育力・組織力を支える土台は「教職員一人ひとりの力」です。「教職員一人ひとりの力」はチームとして校務を...

幼児教育推進フォーラム第1回を開催しました

6月18日(火)に「幼児教育推進フォーラム第1回」を大阪府教育センターにて開催しました。 当日は、公立・私立の幼稚園、保育所、認定こども園をはじめ、小学校、支援学校、市町村の幼児教育に関わる部署等から、約300名の方がご参加されました。 昨年度、大阪府はたくさんの自然災害に見舞われました。今後起こりうる自然災害に備え、各園所における「危機管理体制」を具体的に考える機会とするため、関西大学 城下英行...

 みなさんは、他教科の授業をご覧になったことはありますか。  6月6日(木)、府立布施高等学校定時制の課程において、パッケージ研修支援Ⅰの第1回「全体研修」を行いました。  今回は、教員を生徒に見立てて、コミュニケーション英語Ⅱと国語総合(古典分野)の模擬授業を行いました。  コミュニケーション英語Ⅱでは、「Ramen Shop」を舞台にして、生徒が英語表現を使って商品の案内ができるようになるこ...

小学校「国語」授業づくり研修を府内5地区で実施

 新学習指導要領をふまえた国語の授業づくりを学ぶ研修を、5月31日(金)から6月21日(金)の間で、豊能、三島、北河内、中・南河内、泉北・泉南の5つの地区で実施しました。  受講者は、大阪府教育センターが発行した「国語の授業づくりハンドブック」などの資料をもとに、国語科で「育みたい資質・能力」を明確に意識して授業プランを立てることの大切さや、言語活動を通した指導のあり方などを、具体的な授業場面をイ...

小学校授業力向上リーダー養成長期研修 実践頑張っています

 今年度2期目となる小学校授業力向上リーダー養成長期研修では、3名の受講生がそれぞれ、算数・理科・外国語について、新学習指導要領で示された「資質・能力」を育む授業づくりに向け、実践を交えながら研究を進めています。  この間4月から、新学習指導要領と解説を読み込んだり、大阪府教育センター指導主事の指導・助言を受けたりしながら、学習指導案を練り上げてきました。ちょうど今の時期は、各受講生の所属校である...

 今日の授業が、どうであったか。  教員が日々の授業を振り返るとき、何に着目すればよいのでしょうか。  6月14日(金)に府立学校アドバンストセミナーⅮ(授業改善)【理論】回を行いました。アドバンストセミナーとは、教職経験5年目から9年目の教諭を対象に、指導力の向上等、教諭としての資質の向上を図ることを目的とした研修です。  前半は、大阪府教育センター高等学校教育推進室より、「主体的・対話的で...

 6月10日(月)に「授業改善に関するカリキュラム・マネジメントリーダー研修」第2回を実施しました。  前半は、より協働的・計画的に授業実践研究を進めるために、枚方なぎさ高等学校と大手前高等学校定時制の課程の教員が実践発表を行いました。  枚方なぎさ高校は、平成30年度から継続してパッケージ研修支援に申し込んでいます。昨年度は、パッケージ研修支援を校内の授業力向上の起爆剤として活用し、校内で組織さ...

6月7日(金)英語教育推進中核教員研修の第2回を行いました。 今回は、関西学院大学の泉惠美子教授をお招きし、「社会の状況を踏まえた、求められる授業の在り方(実践編)」をテーマに行いました。  研修の最初に泉教授より「5領域にわたる総合的なコミュニケーション力をどのように高めるかについて考えよう!」と研修の到達目標が示されました。求められる授業や第2言語習得研究についてお話しいただいたのち、具...

教育支援センター便り3 ~午前中の活動~

大阪府教育センターが所管する「大阪府高等学校教育支援センター(愛称:ルポン)」は、今年度より大阪府教育センター本館5階に設置場所を変更し、5月から生徒の通室が始まりました。生徒たちは、大きな窓から明るい日差しが差し込む、風通しの良い静かな環境の中で一日を過ごします。時折、隣にある大阪府教育センター附属高等学校の体育の授業の声やチャイムの音が風に乗って入って来て、生徒たちは学校の雰囲気も少し感じなが...

セクシュアル・ハラスメント相談窓口担当者研修会を実施

 府立学校におけるセクシュアル・ハラスメント相談窓口を担う教職員対象の研修として、5月15日(水)に基礎編、5月23日(木)に応用編を実施しました。両日とも、NPO法人えんぱわめんと堺の北野真由美代表理事を講師としてお招きし、参加体験型のワークショップを中心に進めました。 基礎編では、セクシュアル・ハラスメントの基礎知識を学ぶとともに、事案が生起した際の被害者に対する相談や支援、加害者への対応の在...

パネル展「大阪空襲と市民生活」を実施中

 今年も、大阪国際平和センター(ピースおおさか)の協力を得て、6月12日(水)まで、玄関ホールにてパネル展示を実施中です。今回の展示では、大阪空襲とその当時の市民生活について、写真やイラストなど約20枚余りのパネルで紹介しています。教育センターへの来所の際に、ぜひご覧ください。  また、7月26日(金)、ピースおおさかを会場として「出会いから学ぶ人権学習」aコース「平和について考える」を実施します...

ついに開幕!英語教育推進中核教員研修

 5月24日(金)に令和元年度の英語教育推進中核教員研修の第1回を行いました。この研修では、1年間(全9回)をかけて、各校の英語科の授業改善の中心的な役割を果たす教員(中核教員)の育成をめざします。中核教員がファシリテーターとして英語科の授業改善の中心的な役割を果たすことで、府立高校英語科全体のさらなる指導力の向上を図ることを目的にしています。今年度は56校が受講しており、今後3年間ですべての府立...

高等学校初任者研修 ~言語活動の工夫~

 5月14日(火)に、高等学校初任者研修「授業づくり3-言語活動の工夫-」を実施しました。  前半の講義では、今後急速に変化する社会を生きる生徒に必要な資質・能力とは何かを考察し、未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力」をはぐくむ活動の一つとして「言語活動の充実」の重要性について学びました。   授業を計画する際には、単元目標を明確に設定し、その目標を達成するためにふさわしい言語活動を取...

 みなさんが考える「いい学校」とはどのような学校でしょうか。  「生徒が通いたくなる学校」、「卒業してよかったと思える学校」など、答えは様々でしょう。共通して言えることは、そこに生徒と教師が共に生き生きと学ぶ姿があるということではないでしょうか。  5月20日(月)に「授業改善に関するカリキュラム・マネジメントリーダー研修」第1回を実施しました。  はじめに、大阪府教育センター高等学校教育推進室...

「幼児教育アドバイザー育成研修」第1回を開催しました

 5月20日(月)午後、大阪府教育センター大ホールにて、幼児教育アドバイザー育成研修・幼稚園10年経験者研修を実施し、公立・私立の幼稚園、認定こども園、保育所及び地域型事業所や認可外保育施設など、様々な就学前教育・保育施設から、約300名が受講しました。  まず大阪府幼児教育センター長からあいさつがありました。 幼児教育アドバイザーとして園内研修や公開保育等でのファシリテーター役でご活躍いただくこ...

高等学校初任者研修 ~学び続ける教員へ~

 4月9日(火)と5月7日(火)に、高等学校初任者研修の授業づくり1「今求められる授業」、授業づくり2「具体的な授業実践」を実施しました。  授業づくり1では、前半に「学習指導要領について」「求められる授業像」「小中学校での学びを生かした授業づくり」について学びました。後半には自身の授業実践を振り返り、グループメンバーとの交流発表を通して、生徒につけたい資質・能力を育成するための授業実践についての...

 今年度のパッケージ研修支援の取組みが始まりました。  5月9日(木)、府立寝屋川高等学校において、第1回のパッケージ研修支援の全体研修会を行いました。同校は昨年度からパッケージ研修支援の取組みを行っています。  昨年度は、外国語科が中心となり研究授業を行いました。また、年度末には「寝屋川高校の生徒に付けたい力」について、各教科で育成をめざす力と教科指導以外で育成をめざす力に整理しながら考えまし...

教育支援センター便り2~不登校対応研修を実施します

大阪府高等学校教育支援センターでは、平成28年度より国の委託を受け「不登校生徒への支援モデル事業」を実施しています。この事業は、教職員が不登校について理解を深めて支援の在り方について学ぶとともに、校内における教育相談機能の充実を図り、不登校の未然防止につなげることを目的としています。事前の打ち合わせ時にお聞きした各高等学校の要望にあわせて、オーダーメードの形式で研修やコンサルテーション活動を行うの...

学校に眠る遺跡、銭塚古墳

 銭塚古墳は府立堺支援学校(堺市堺区)の校内にあります。運動場と校舎の間に位置する直径50メートルの築山状の高まり、これが銭塚古墳です。  銭塚古墳は墳丘(ふんきゅう)の前方部が短い帆立貝形前方後円墳で、出土埴輪の時期から、築造時期は5世紀後半ごろと考えられています。大阪府教育委員会は平成19(2007)年に、銭塚古墳の発掘調査を実施しました。この調査により、円筒埴輪や蓋形埴輪など貴重な文化財が発...

教科学習の魅力や可能性を追求する! (授業力向上研修)

 大阪府教育センターが実施している「授業力向上研修」をご存じでしょうか。  各教科の特質を踏まえた授業づくりとその評価の在り方を学び、授業力の向上を図る研修です。  今年度は、下表の10研修が高等学校初任者研修「授業づくり6」とタイアップする形で実施します。初任者から経験豊かな教員まで、様々なキャリアの教員で構成された受講者が、演習や協議の中で互いの実践や授業構想を披露し合い、よりよい授業へのヒン...

「学び続ける」教職員の第一歩

 4月3日(水)午後、大阪府教育センター大ホールにて、11日(木)午後、大東市立総合文化センター(サーティホール)にて、それぞれ、初任者研修、新規採用教職員研修の第1回を実施し、約950名が受講しました。  まず教育センター所長より、「愛情、情熱、使命感、責任感をベースにして、みなさん一人ひとりの個性、専門性を生かした魅力ある教職員が今求められていること」「どれだけ時代が変わっても児童生徒を豊かに...

府民向け天体観望会を実施しました

 昨年の台風の影響により開催が危ぶまれておりましたが、3月26日(火)に「天体観測会」を無事に開催することができました。当日は、直前に雨が降り、空一面を雲が覆うという不安な始まりでしたが、93名が参加され大盛況のうち終えることができました。  まず、天体望遠鏡の構造の説明が行われ、参加者が口径50cmの巨大な望遠鏡を反対側から覗き込んでみると望遠鏡の中から自分の顔が大きく映し出されました。  次に...

教育支援センター便り1 ~活動室が変わります!~

大阪府教育センターが所管する「大阪府高等学校教育支援センター」(平成23年度開室)は、平成31年4月1日付けで大阪府教育センター本館5階に設置場所を変更しました。 教育支援センターでは、生徒一人ひとりの状況に合わせて、学校や保護者と相談をしながら支援計画を作成し、日々の活動を行っています。生徒は、学校登校日の時などに在籍校から受け取った各自の学習課題に取り組む他、コミュニケーションワークや園芸ワー...

1年間の学びの総まとめとして

 3月8日(金)に「平成30年度第5回小学校英語教育実践リーダー研修」が行われました。 最終回となる今回の研修では、今年度の研修受講生から2校の実践報告とともに、文部科学省初等中等教育局の直山木綿子調査官から「移行期間の最終年度にしておくべきこと ~新学習指導要領のスムーズな全面実施に向けて~」のタイトルで講演をいただきました。 前半の実践発表では、ALTとの授業づくりの在り方について、また校内研...

協議会を通じたネットワーク構築

3月8日(金)、大阪府教育センターにおいて、「平成30年度第2回大阪府理科教育ネットワーク協議会」が開催されました。  当日は、府内の市町村教育委員会と府教育庁、府教育センター、大阪教育大学、大阪工業大学、大阪大学及びJEMA(日本電気工業会)、そして今回から新たに大阪府環境農林水産部みどり推進室みどり企画課、大阪府立環境農林水産総合研究所生物多様性センターの皆さんも加え、計34名の参加がありまし...

 府立富田林支援学校では、府立支援学校「パッケージ研修支援」を活用し、「主体的・対話的で深い学びの視点からの授業づくりにICT機器を活用して取り組む」というテーマで、授業改善を進めています。今回は、2月27日(水)に実施された、パッケージ研修支援にかかる研究授業及び研究協議について紹介します。 【研究授業】  対象となったのは、高等部1年の国語科の授業です。前単元では、小説「美女と野獣」を教材に、...

合格者対象セミナー~盛況のうちに幕を閉じました~

 2月17日(日)、大阪府教育センターに於いて、「平成31年度大阪府公立学校教員採用選考テスト合格者対象セミナー(プレナビ)」第7・8回講座を実施しました。                「テーマ別講座」3日目となる今回は、延べ400名の申込みがあり、教員生活のスタートを1ヶ月半後に控えた"未来の先生"たちが、熱心に学びました。  午前に実施した第7回講座では、大ホールで2つの講義がありました。は...

1年間の学びから、次のステップへ!

 2月18日(月)、20日(水)に平成30年度第4回小学校英語教育実践リーダー研修が行われました。 前回の「理論編」で学んだことを踏まえて、「新学習指導要領で求められる外国語活動・外国語(英語)の授業実践【言語活動】」のテーマのもと、その成果と課題について実践交流を行いました。 受講者は、主に2学期に取り組んできた実践を持ち寄り、言語活動を行う上での工夫やアイデアを中心にグループで話し合い、その成...

授業研究に取り組む姿

 大阪府では、子どもたちに「学びに向かう力」を育み、「確かな学力」の定着を図ることを目的として、「確かな学びを育む学校づくり推進事業」を実施しています。この1年、大阪府教育センターも指導助言等で関わってきました。  1月25日(金)には、事業実施校の1つである千早赤阪村立赤阪小学校において、校内研究授業が1年生の国語科で実施されました。「人物と出来事を考えて簡単な物語を書くことができる」という単...

今求められる学びの実現に向けて

 2月15日(金)「平成30年度 大阪府小・中学校指導主事等新教育課程研究協議会(冬季)」を大阪府教育センターで実施しました。午前の全体会には、市町村教育委員会指導主事、府立支援学校及び私立学校の管理職等、約120名の参加がありました。本年度は、講師として文部科学省 初等中等教育局 教育課程課の倉見 昇一 主任学校教育官をお招きし、「学習指導要領改訂の考え方」や、「主体的・対話的で深い学び」、「カ...

人権文化発表交流会を開催しました

 2月2日(土)、大阪府教育センター大ホール及びロビーにて、人権文化発表交流会を開催し、生徒と教職員合わせて422名が来場しました。  人権文化発表交流会は、様々な府立学校から多くの生徒たちが集う、文化祭のような催しで、毎年教育センターで開催されており、今年で15回目を迎えます。  まず、大ホールで、人権作文優秀作品の表彰が行われました。今年度は最優秀賞5名、優秀賞19名が選ばれ、賞状の授与の後、...

『子ども主体の授業づくりとその評価について-検証回-』

2月12日(火)、14日(木)に大阪府教育センターにて、「府立学校インターミディエイトセミナー(支援学校)」の第25回を実施しました。本研修は、教職経験2~4年次の府立支援学校の教員を対象としており、計282名が受講しました。 今回は、『子ども主体の授業づくりとその評価』の【検証】回で8月に実施した学びを生かして行った各校における授業実践を振り返り、さらなる学びを深めることを目的としました。5~6...

「飛翔」

 成長とは、以前の自分と今の自分の違いを明確に自覚することではないでしょうか。 2月5日(火)、高等学校初任者研修の最終回「授業づくり11-授業研究報告-」を行いました。 前半は各教科に分かれて、 ・ 生徒が見やすい板書や適切な発問、指示がなされている。 ・ 生徒は授業で説明を聞くだけではなく、個人やペア、グループで取り組む活動を行っている。 ・ 生徒は授業で学んだことを日常生活や社会を関連付け...

 府立長野北高等学校では前回(6/19)の全体研修で教科を越えて生徒につけたい力を全教員が共有しました。そこで話された内容を基に、授業研究プロジェクトチームが中心となり、「コミュニケーション力」、「考える力」、「自己肯定感」、「基礎学力」という4つの力を設定し、全教員で共有しています。  1月17日(木)に、公民科が4つの力の育成をめざした研究授業を行いました。裁判員制度導入の意図を理解し、自分が...

大阪府教育センター理科室の生き物たち⑤

 大阪府教育センター内には、教材用に飼育している生物が5種類います。毎年、希望のある小・中学校、高校、支援学校に提供しています(昨年度実績75校)。  5種類は、ゾウリムシ、プラナリア、ボルボックス、ミカヅキモ、ミジンコです。  今回は、ミジンコを紹介します。  ミジンコは甲殻類(節足動物でエビやカニの仲間)で淡水に住むプランクトンです。漢字で「微塵子」と書き、肉眼で見えるほどの大きさ(0.5m...

合格者対象セミナー ~未来の先生たちが学んでいます!~

 2月3日(日)、大阪府教育センターに於いて、「平成31年度大阪府公立学校教員採用選考テスト合格者対象セミナー(プレナビ)」第5・6回講座を実施しました。 「テーマ別講座」2回目となる今回は、延べ400名の申込みがありました。教員生活のスタートをスムーズに切るために、"未来の先生"たちが熱心に学びました。  午前に実施した第5回講座では、府内公立学校で活躍されている2名の先生にご講義いただきました...

子どもと共に成長する先生

 大阪府では「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた実践研究校を5校指定し、大阪府教育センターも指導助言等で関わっています。 1月18日(金)には、その中の1つである守口市立八雲中学校において「『主体的・対話的で深い学び』の実現に向けた実践研究」が3年生の国語科の授業で開催されました。「筆者のものの見方や考え方を通して、生き方について自分の考えをもち、仲間と共に語り合う」という単元の目標に向けて...

大阪府幼児教育センターがスタートしてもうすぐ1年

 大阪府幼児教育センターを昨年4月にスタートをさせて、もうすぐ1年となります。これまで、公立・私立の幼稚園・保育所・認定こども園から多くの先生方が、当センターに来所され、様々な研修を受講していただきました。  12月26日に実施した教育センター研究フォーラム(P4分科会)では、厚生労働省子ども家庭局保育課保育専門調査官の馬場耕一郎先生をお招きし、保育所保育指針の内容についてご講演いただきました。「...

合格者対象セミナー ~「テーマ別講座」が始まりました~

 1月20日(日)、大阪府教育センターに於いて、「平成31年度大阪府公立学校教員採用選考テスト合格者対象セミナー(プレナビ)」を実施しました。12月に2日間開催した「基本講座」に続き、1月からは「テーマ別講座」の開始です。「テーマ別講座」とは、4月からスタートする教員生活に向け、学校現場で活かすことのできる知識等を学ぶ講座です。今回は、延べ432名から申込みがありました。  午前に実施された第3回...

他校の校内研修の講師として長期研修生が活躍

授業力向上リーダー養成長期研修生が、実践フィールド校と同じ中学校区の小学校で、校内研修の講師をつとめました。 研修の前半は、子どもたちにどのような力をつけたいのかを明確にもつこと、また、子どもに取り組ませる表現活動を指導者が体験してみることで、どのような指導の過程が必要なのかが具体的にイメージできることなど、授業づくりで大切にしたことを紹介しました。 研修の後半は、教材を使って、読んだ本を紹介する...

 1月10日(木)から2月8日(金)まで、大阪市淀川区市民協働課の協力のもと、大ホール前にて啓発パネルを展示しています。このパネルは、性的マイノリティの方々が直面している社会課題を「見える化」することで、そのような方たちが自分の周りにも当然いると認識するきっかけとなることを目的として、制作されました。この啓発パネルのイラストは、性的マイノリティの当事者であり、性的マイノリティの子どもたちの居場所づ...

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