教育庁ハートフルオフィスは令和2年度に開設された教育総務企画課所管の事業です。療育手帳を持っている府立学校の新卒者等を対象に、非常勤作業員として最長2年間雇用し、企業等への就職に向けての支援を行っています。大阪府教育センター内で、事務補助などの業務を行いながら、就職に向けての研修のプログラムを受けています。
〇1日のスケジュール紹介
教育庁ハートフルオフィスでは、上記のスケジュールで日々の業務に取り組んでいます。
〇朝礼の様子
(朝礼でのオアシス唱和)
朝礼ではその日の業務について説明があり、そのあと、一人ひとり、その日の目標を発表します。最後に、みんなでオアシス唱和、ラジオ体操をします。
オアシス唱和では、仕事をしていくために大切な「おはようございます」「ありがとうございます」「失礼します」「すみません=申し訳ありません」の4つの言葉を唱和しています。
〇研修について
教育庁ハートフルオフィスでは、就職に向けた研修を実施しています。
ビジネスマナーや働くための心構えについて学んだり、ソーシャルスキルトレーニングを実施したりしています。
(ハートフルオフィス入口横の壁面装飾)
手指の巧緻性向上を目的とした研修で、5月・6月をテーマとした壁面装飾を作成しました。互いにコミュニケーションをとって装飾の案を出し合い、壁面装飾の本やインターネットを活用して具体的な作り方を調べながら、ハサミやカッターナイフを使って装飾品を作成しました。
それぞれが作成した作品を合わせて一つの装飾に仕上げたり、より綺麗に見えるよう並べ方を工夫したりすることで、活気のある壁面装飾となりました。
教育庁ハートフルオフィスにお越しの際には、入口横の黒板をぜひともご覧ください!
〇文書廃棄作業の様子
(文書を細断している様子)
文書廃棄作業は、保存期間が過ぎた資料や、個人情報が含まれる紙をシュレッダーに入れて細断し、それをビニール袋の中に入れて処分する作業です。
紙を細断する前に、ステープラーの針を外す作業があります。
シュレッダーをする際は、紙を入れすぎないようにすることも大切です。分厚い紙を無理矢理入れてしまうと詰まって機械が壊れる可能性もあります。分厚い紙は数枚ずつ入れるよう工夫して作業しています。
今後も研修や業務の様子をお伝えします。
教育庁ハートフルオフィスでは、非常勤作業員が、業務を通じて就労に必要な力をつけるためのトレーニングをしています。ただいま、教育庁、府立学校対象に業務を募集中です。
↓こちらをクリック↓
https://www.osaka-c.ed.jp/pdf/heartful_office_gyomu.pdf
支援教育推進室