大阪府教育センターでは、理科の授業における実験用の生物を配付しています。現在お渡しできるのは、次の生物たちです。
ゾウリムシ、ミジンコ、プラナリア、ミドリムシ、ボルボックス、ミカヅキモ、オオカナダモ、シャジクモ
6月16日(金)には、府立東高等学校の生徒の皆さんが、課題研究用のゾウリムシが欲しいとのことで、担当の先生と一緒にセンターに来所しました。自分たちで自主的にゾウリムシのことについて調べているうち、ゾウリムシにジュースを与えて培養できたという先行研究を知り、様々な培養方法について研究を行っていきたいのだそうです。ちなみに教育センターでは緑茶で培養しています。
せっかくなので、実験用の生物を育てている部屋をのぞいてもらい、その方法もお伝えしました。
また、顕微鏡を使って、ゾウリムシだけでなくプラナリアなども観察してもらいました。プラナリアは、体が複数に別れたとしてもそれぞれが元の個体と同じように再生することで知られる不思議な生物です。生徒の皆さんは興味津々で、「可愛い!」「なんで~?」と言い合いながら微生物の観察に没頭していました。
生徒の皆さんは観察したあと、「もっと生き物たちを見ていたかったな~」と言いながら帰って行きました。生き物が大好きで、興味をもったことを自分たちでも色々と調べてみたいという子どもたちはやはりたくさんいるものですよね。研究がうまくいくことを願っています!
大阪府教育センターでは、このような輝く子どもたちのための理科授業を応援しています。実験用の生物が必要なときは、ぜひお気軽にお問い合わせください。
高等学校教育推進室