教育庁ハートフルオフィスは、令和2年度に開設された教育総務企画課所管の事業です。療育手帳を持っている府立学校の新卒者等を対象に、非常勤作業員として最長2年間雇用し、企業等への就職に向けての支援を行っています。非常勤作業員は、大阪府教育センター内で事務補助などの業務を行いながら、就職に向けての研修のプログラムを受けています。
〇年間事業計画の紹介
教育庁ハートフルオフィスでは、上記の計画に基づいて日々の業務や研修、就職活動等を行っています。
〇ストレスマネジメント研修について<5月実施>
(研修の様子)
5月のストレスマネジメント研修では、仕事を続けていくために、ストレスとの向き合い方を学びました。
ストレスとは何なのか、ストレスの原因、ストレスをためやすい人の特徴などを知ったうえで、チェックシートを用いて自身のストレスの状態を確認しました。
また、「こまめにストレッチをする」「甘いものを食べる」「ぐっすり眠る」「太陽の下でからだを動かす」「親しい人とよく話して笑う」「趣味の時間を作る」等の具体的なストレスの解消法についても学んでいます。
〇ほめるワーク<6月実施>
非常勤作業員どうしのコミュニケーションを活発にするため、6月に「ほめるワーク」の研修を行いました。
「フルーツバスケット」でアイスブレイクをした後、2人1組のペアになり、お互いの「良い所」を付箋に書き(付箋1枚につき、1つ「良い所」を書く)、交換しました。
「フルーツバスケット」から盛り上がり、「ほめるワーク」では、ペアの相手が自分でも気づいていない「良い所」を発見して、ほめていました。
研修後は、非常勤作業員どうしのコミュニケーションが以前よりも増えました。
〇出張業務について
出張業務では、近隣の府立学校や教育庁等へ行き、作業をしています。
毎月行っている出張業務としては、府立東住吉支援学校での給食カレンダー・給食だより等の印刷があります。印刷後に丁合をし、ステープラーで留めるところまで作業をしています。
(教育庁での出張業務の様子)
教育庁の支援教育課や小中学校課、高校教育改革課、文化財保護課などから依頼を受けて、冊子の封入作業や、データの入力作業などの出張業務を請け負うこともあります。
上の写真は、6月に高校教育改革課より依頼を受けて、出張業務に行った際の様子です。リーフレットの発送作業を行いました。4期生は初めての教育庁での出張業務で緊張しましたが、リーフレットを正確に数えて、封筒に封入したり梱包したりしました。
教育庁ハートフルオフィスでは、非常勤作業員が、業務を通じて就労に必要な力をつけるためのトレーニングをしています。ただいま、教育庁、府立学校対象に業務を募集中です。
↓こちらをクリック↓
https://www.osaka-c.ed.jp/pdf/heartful_office_gyomu.pdf
支援教育推進室