全体研修の様子 熱心にワークショップに取り組む様子
7月11日(水)、貝塚南高等学校においてパッケージ研修の校内全体研修を行いました。
貝塚南高校では「生徒にとってわかりやすい授業」を目標に授業改善に取り組んでいます。
研修の前半は、大阪府教育センターの指導主事が、貝塚南高校の授業スタンダードを確立することをねらいとして、今求められる学力観やそれに基づく生徒主体の授業づくりの在り方について講義しました。
研修の後半では、貝塚南高校の授業アンケートをもとに、教員による教材の精選・工夫が必ずしもわかりやすい授業につながっていないという課題を共有したあと、課題解決のための授業の工夫をワークショップ形式で出し合いました。教員それぞれの実践をもとに、授業のテーマを明示する、身近な話題を提供する、生徒どうしで教え合う時間を設ける、しっかり褒めてモチベーションを保つ、教材の量を8割ぐらいに絞る等のアイデアが出されました。どのグループも生徒の活動を念頭に置いた発表内容で、約1時間の全体研修が生徒主体の授業づくりの端緒となったのではないでしょうか。
貝塚南高校では、9月中旬に事前授業、11月中旬に研究授業を予定。地歴公民科を中心に「生徒にとってわかりやすい授業」をめざしてパッケージ研修が進められます。