1月22日(火)美原高等学校 研究授業

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本時のねらいと取り組む課題が示されています   考えを交流しながら授業は進みます

 

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  わかったことをノートに書いてみよう

 

1月22日(火)、美原高等学校において、数学科における研究授業が行われました。

授業者は毎時間グループ学習を軸に授業を行っています。班活動による授業展開は高校では珍しいものですが、この授業は学習指導要領で求められる言語活動の充実に沿ったもので、生徒に確かな学力を身に付けさせる、まさに今求められる授業でした。

授業の導入で、授業者は黒板に本時の目標と、取り組む課題となる「順列」と「組合せ」の問題を示すことで、本時のねらいとすべき手順をしっかりと理解させました。

 目標を明確化するとすぐに、グループに分かれ班活動が始まりました。黒板に提示された二つの文章題の意味するところの違いをグループで話し合い、出てきた結論をもとに次の話し合いが始まります。本時の目標に向けて、生徒の気付きがスパイラルに深化していく様子がよくわかります。生徒間の交流を通して解き方の気付きに結びつける。それができているからこそ、その後の練習問題にも多くの生徒はつまずきなく取り組むことができていました。まさしく今年度府教育センターで作成した「大阪の授業STANDARD」の内容を具現化している授業だと思われました。

 このような言語活動の充実した授業が行われている美原高校の今後の授業改善に期待しています。