ICTを活用したwarm-up クイズ(前時の復習) ペアでの本文理解の前に、
自力で読解をしています
読んだ内容を自分の英語で 前で自分のつくった英文を絵を見せながら
書き換えています(story-writing) 堂々と発表しています。(story-telling)
1月23日(水)、みどり清朋高等学校において、パッケージ研修の研究授業(英語)を行いました。
みどり清朋高校では、「わかる授業、充実した授業」をめざす授業像とし、この目標の達成に向け、①本時の目標の明示、②ICTの効果的な活用、③グループ(ペア)活動など多様な学習形態、④生徒の考えを書かせたり発表させたりする言語活動の充実、等を授業づくりの軸に、授業改善を図っています。
授業の導入時に授業者は本時の二つの目標(①内容を理解し、ストーリーを英語で伝える、②そのために英文を大きな声で正確に音読する)を提示し、それを活動中にも繰り返すことで、生徒に目標の意識化を図りました。本時の目標であるstory-tellingに向けて、ICTを効果的に活用した前時の復習に当たるwarm-upクイズに始まり、ペア活動による本文理解や音読、そして本文の内容を自分の英語で言い換えるstory-writingなど、目標に向けて各活動がスパイラルに配列されている授業でした。
最後の発表(story-telling)では、生徒は前に出て絵を見せながら自分の英文をしっかりと話していました。生徒がワークシートに書いた感想には、「考えたり書いたりすることで、英文の内容がよくわかった。」や「人の発表を聞いて、いろいろな考えがあることに気付いた。」など、この授業がみどり清朋高校のめざす「わかる授業、充実した授業」を具現化したものと言えるものでした。
今後のみどり清朋高校の授業改善に大いに期待されます。