1月30日(水)久米田高等学校 研究授業

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      本時の目標の提示          ICTを活用した授業の導入

 

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  本文内容を英語で説明するため

  に段落ごとに絵を書かすタスク

 

1月30日(水)に久米田高等学校において、研究授業を行いました。

久米田高校では、確かな学力の向上に向け、お互いに教えあい、学び合える学習環境づくりと、思考力・判断力・表現力を向上させる授業をめざし、パッケージ研修を進めてきました。

研究授業は英語科の教員を中心に他教科の教員も見学するなかで実施されました。授業者は、本時の目標を「本文の内容を理解し、英語で内容をまとめ発表できるようにする」とし、その目標を達成すべくさまざまなタスクを展開していました。事前授業から進化した点は、まず、初見の英文を読む前に、Questionを先に提示することで、読解するポイントが明確になったこと、授業の最後の振り返りで、パラグラフ毎に英文の内容を絵で表現させ、その絵を用いて生徒に英語で問いかけながら本文の内容を復習していたことでした。今回は、生徒が自分の考えた英語で発表するまでには至りませんでしたが、思考力・判断力・表現力を向上させる授業をめざした素晴らしい挑戦でした。

今回の研究授業では、多くの思考場面や活動場面が設定されており、outputに向けてinputintakeの活動を設定するという授業デザインは、外国語科の新学習指導要領の趣旨に沿った授業づくりのヒントになるようなものでした。今後の久米田高校の授業研究がさらに活性化することを期待するところです。