1月23日(水)三島高等学校 研究授業

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 時間短縮に、復習部分はICTを利用    グループ学習に取り組みやすいように、

   して大きく写しています。          机の配置も工夫されていました。

 

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最後に解き方を生徒が説明しています。    多くの教員が研究協議に参加されました。

まだ2回目ですが、前回より確実に

上達していました。

 

 事前授業を踏まえ、1月23日(水)三島高等学校で「数学Ⅱ」の研究授業を実施しました。

 研究授業では、生徒に答えを説明させたり考えを発表させる機会を設けていました。さらに、数学の授業ではあまり見られないグループ学習にも挑戦されました。授業内容は、微分を活用した不等式の証明です。数学の授業では教員が例題を説明した後、生徒に問題を解かせることが多いのですが、研究授業では解法を教えるのではなく、生徒自身が考えて解き方を見つけるように工夫されていました。

初めに、既に学習している不等式の証明方法について復習されていました。これを踏まえて、微分を使って不等式の証明を生徒に考えさせるものでした。個人で解き方を考えた後、グループで発表する方法で授業は進められました。問題の中には、4次関数になるものもありました。生徒は4次関数を扱うのが今回初めてでしたが、3次関数と同様に増減表を書きグラフを描いて不等式の証明を行っていました。最後は、生徒に解答を説明させていました。また、生徒が考える時間を十分取れるように、復習の時間を短縮するためにICTも活用されていました。

生徒は、既に学習した内容とうまく結びつけながら解法を見つけていました。授業展開を工夫することで、生徒自身の力をうまく引き出していました。