• トップ
  • 2014年
  • 2月
  • 11月22日(金)伯太高校パッケージ研修 研究授業

11月22日(金)伯太高校パッケージ研修 研究授業

251122伯太1.jpg 251122伯太2.jpg 

    実際コインを投げて実験をする生徒       授業者から説明を受けている様子

11月22日(金)伯太高等学校において2年自由選択科目 数学Aの研究授業が実施されました。「①本時のねらいや目標を明示し、生徒に理解させている。」、「②生徒間での教え合いや学び合いなど、多様な学習形態をとっている。」「③生徒に答えを説明させたり、考えを発表させたりする機会を設けている。」「④生徒の活動のよさを肯定的に評価している。」「⑤ICTの効果的な活用」の5点を意識した授業が行われました。

研究授業は、条件付き確率を中心に行われました。授業者が、前に映したパワーポイントの映像によって本時の進行を指示することで、生徒も何をすればよいのかが、よくわかったようでした。授業者は、まず問題を提起し、それを解くために、実験を行うことを説明しました。選択クラスの生徒26名は、7班に分かれて着席し、それぞれの班で実験役、記録役などの役割を決めました。続いて、大・小2枚のコインが配られて、10回投げて裏・表が出た回数を報告しあい、さらに、そこから裏・裏を除くことで本時の目標である条件つき確率の意味を考えました。身近な問題を取り上げ、予測、実験、数学的根拠をもって理解するといった流れです。授業者は、班での教え合いを勧めながら多くの気付きを引き出しました。生徒が「わかる」という実感をもち、意欲をもって前向きに取り組んでいる姿が印象的でした。