農芸高等学校パッケージ研修支援 研究授業

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 1月21日(火)6時限目1年資源動物科1組で国語総合(古典入門―『伊曾保物語』と『沙石集』)の研究授業が他校参加教員を含めて実施されました。

農芸高等学校では、「目標を明確にし、わかる授業を通して、生徒一人ひとりの学習意欲を高める工夫ある授業」をめざし、各教科でその実現を図ることになりました。

教材は、古典を自分のものの見方、感じ方、考え方のルーツの一つとして尊重し、興味を持って読もうとする姿勢を生徒に育てたいという観点から選ばれました。「自班が他班とは違う情報を持つ」という意識がグループ活動での発表意欲を高めるということをふまえ、異なる内容の平易で短い文章を、グループ単位で読み、相互に発表し合える教材づくりがされていました。

授業は、本時の目標〈①古文の仮名遣いや読みに慣れる ②簡単な古文の内容を読み取る ③読み取った内容を、他の人に分かりやすく伝える〉を達成するために、班別練習の時間をとり、各班がそれぞれ違った内容の古文を前に出て発表〈①班員で音読 ②クラス全員で音読 ③物語の内容を班ごとで工夫して伝える ④もう一度全員で音読〉するというかたちで展開しました。

生徒が自分たちで大きな声で音読し、読み取った物語の内容を紙芝居や劇、iPadを用いた紹介などでわかりやすく伝える活動をとりいれることによって、活気のある生徒主体の授業になっていました。

農芸高等学校が目標とする、めざす授業像に沿った研究授業になっていたと思います。