10月20日(月)泉陽高等学校 研究授業・研究協議

10月20日(月)泉陽高等学校において研究授業が開催されました。

研究授業は、事前授業と同じくコミュニケーション英語Ⅱの授業で、オールイングリッシュで展開されました。今回の授業は、インターネットが人間の思考に与える影響やコンピュータに依存することに対する筆者の危惧を扱った単元で、本時はその導入部分でした。タブレットとプロジェクターで資料を効果的に提示しながら、本課の内容を平易な英語で説明していました。生徒は事前に示された質問について、先生の英語による説明を聞き、個人で考え、その考えをペアで相談して、質問に答えていました。本課の概要を把握した後にはペアでの音読の時間もあり、ペアワークを積極的に取り入れた授業でした。

本時の最後には、インターネットの功罪について考え、英語で表現するという活動も取り入れ、読んだことをもとにして、自分の考えを書くというアウトプットにつなげていました。

 

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                      ペアワークの様子

 

 放課後には、今年度の授業づくりの目標である「プロジェクターなどのICT機器を活用した、効率的な授業」「アクティブラーニングをもとにした、協働的な学習」の具現化をめざして、色々な教科の先生が集まって研究協議が行われました。

研究授業を見学できなかった先生方のために授業を撮影したビデオを再生しながら、まず授業者の先生が、授業のポイントや留意点を説明しました。その後、英語科とその他の教科に別れて、それぞれのグループで研究授業について感想や自身の授業に取り入れていこうと考える点等について話し合いが行われました。ICTの利用により生徒が顔を上げる効果や、授業者の先生の授業の雰囲気づくりがアクティブラーニングにつながりやすいといった点などが評価されました。

授業者の先生の取組を通して、このパッケージ研修の成果が他教科にも波及していくことが期待される状況で、研修を終了しました。

 

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                      研究協議の様子