10月23日(木)池田北高等学校 事前授業

10月23日(木)池田北高等学校において、事前授業が行われました。

3年生のリーディングの授業で、本時は、身近な食べ物であるハンバーガーを通してグローバル化について考えさせることのできる内容の単元の導入部分でした。

始業の挨拶後、授業規律の確認をしてから授業に入りました。毎時間、英語の歌を授業のはじめに活用し、生徒も楽しみにしている様子がうかがわれました。またその曲を聞かせている間に宿題の点検をしてまわり、机の位置等も正しい位置にするよう指示をする等、授業規律を大切にする学習環境整備に真摯に取り組んでいました。本時の導入として、生徒にとって身近なハンバーガーについてのクイズを用いて、生徒の興味・関心をひきつける工夫もなされていました。その後、本文理解の部分で、板書の時間をできるだけ短縮するために、「プラダン」という細長い板にあらかじめ英文を書いたものを黒板に貼って授業を進めていました。授業進行のパターンが生徒にもしっかりと定着し、その安心感、安定感の中で展開された授業でした。

 

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    板書時間削減の工夫                     机間指導の様子

 

事前授業後の協議において、本時の目標の設定や、学習したことの定着のための活動についての意見交換がなされました。現在すでに築いておられる授業者の先生と生徒との間の信頼関係であれば、生徒にもっと負荷をかけて指導しても生徒はきっとそれをこなして力をつけることができるはずであるという意見もありました。今後は、生徒が主体的に取り組み、定着につながる言語活動をさらに取り入れるために時間配分等も再考し、研究授業に向けて準備が進められます。

研究授業では、さらにグレードアップした授業が展開できるものと期待されます。