10月30日(木)枚岡樟風高等学校 事前授業

10月30日(木)枚岡樟風高等学校において、事前授業が行われました。

選択科目「実用英語Ⅱ」の授業で、16名の先生方が生徒役となってグループ活動を取り入れた授業が展開されました。生徒役の先生方を含め、50名以上の先生方が参加されました。

この選択科目では、英語検定形式の問題に取り組むことにより、英語の力をつけることを目標としています。本時においては、与えられた問題をまずは生徒が個人で辞書等を活用しながら取り組む時間と、その後にグループでそれぞれの解答について話し合い、グループとしての解答を出すという時間が設定されていました。その後グループごとの解答を黒板に貼り、全員で解答を確認していくという展開がなされました。

 

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       グループワークの様子       解答の確認の様子

 

 

事前授業後の協議の中では、生徒役の先生方の中から、「個人で解答を考えてすぐに答えるのではなく、その後にグループで話して確認できるので、『小さく間違える』ことができるのが、よかった。」や、「とても楽しく勉強できて、楽しいと定着するのだろうなぁと実感できた。」といった意見が出ていました。一方、グループ活動の後の解答の確認の時間は少々一方通行型になってしまった印象もあり、課題として共通認識がなされました。全体研修会でも確認をした、一方通行型でない双方向型の授業の定着率について、授業者の先生だけでなく、他の多くの先生方も考えておられました。

今回の事前授業で共通認識した課題を含め、生徒に付けたい力から逆算したねらいを実現するためのより効果的なグループワークの方法も再考され、研究授業に向けて準備が進められます。

研究授業では、さらにグレードアップした授業が展開できるものと期待されます。