10月は前々任校72期、前々前任校61期の同窓会への案内をいただき、12日の一日に2つの同窓会に招かれるという一生の中で2度とないような幸せな時間を過ごした。初任校のクラブの生徒とも会う機会を得数年前から、数十年前までを駆け抜けた。初任校の生徒と出会った頃は、まだ30代、修学旅行の出しものとして陸上部で劇を企画したが、レクの時間が足らず機会を失った。リベンジとして翌年の文化祭で上演。暗転の最中、ス...
校長ブログ
茨木高校の日常をお伝えします。
競技かるた部、囲碁将棋部、近畿大会、全国大会で戦ったことのある両クラブは、部屋を訪れてくれるみなさんに解説対戦する場を提供し、それぞれの競技(?)、文化の普及に努めている様子がうかがえました。間違いなくすそ野が広がったことでしょう。 ESS、漫研、IMG、美術部、茶道部、各部の制作物(お点前へのご招待含む)がひしめき合う中、訪問者とのやり取りの中で、様々なドラマがあったことだろうと思います。...
「空」「飛ぶ」というKey Wordを含む楽曲を2曲続けて聞かせてもらった。コーラス同好会のさわやかな秋にぴったりの歌声が青く澄んだ高くなった空とうまくマッチしていた。美術部、書道部の展示。何を選択し、なぜそれ(そこ)なのか、そしてどう表現するのか。様々な観点から味わえる。何より大切なのは、その作品一つひとつがその人にしか表現できないものであること。モノとして提示されるまでのコトの積み重ねに敬意...
いつもそうだが、秋晴れの下、朝から準備に力を添えてくれる人がいる。数日前から、いや、数カ月前から準備に携わってくれている人たちだ。令和のこの時代、コスパ、タイパという言葉がPerformanceという言葉の本質すら見失わせかねないこの状況の中で、いわゆる分かりやすい形の損得にとらわれない生き方を示してくれている。心強い。力が得られる。 「得」、「得」る。一日、一寸、(いいことを)行ずる。そ...
しきりに、秋がなくなったという声が飛び交っている。先週の火曜日は半袖のシャツを着ていた。春秋物とはいえコートなしでの通勤は厳しい。「四季から二季へ」などの活字も散見される。明日で10月が終わる。2025年もあと2か月、2025年度も5か月だ。3年生や生徒のみなさんが登校する実態を考えると実質お話を聞く機会は4カ月。冬休みを考慮すると3カ月半というところか。 先々週はほぼ出張で学校におれず、先週...
10月25日、26日には様々なイベントがあり、参加した生徒のみなさんがお話をしに来てくれた。大阪府5つの会場(大阪市、茨木市、堺市、高槻市、寝屋川市)での予選(出場バンド数60組)を勝ち抜いた高校軽音楽部の代表10バンドによる「バンコミ」に出場したこと、そしてそこでバンド「ハモが逃げた夜」としての表彰には届かなかったこと、されど、ベストギター賞を得たということを伝えてくれた。技術だけではとても他の...
昨日届けられた、Rafflesia 臨時号。今日の芸術鑑賞に向けた佐川先生へのインタビュー、オペラに関する書籍紹介、魔笛の魅力、教頭先生の魅力。読者にする愛情が満ち溢れている。会場に着くまでに一読出来たらよいのですが...。秋晴れの下での京都、芸術も文化も歴史も楽しんできてください。図書委員らふれしあ編集部のみなさま、ありがとう!もちろんみなさんも満喫してきてくださいね!
10月第2週。週末の今年最大の行事や校長の職務上の出張がひしめき合う第3週に思いを巡らせながら家路へと向かう途中、「えらいこっちゃ」という声。神様から叱咤、激励を受けているのかと思ってあたりを見ていると、ひときわ大きな声で「えらいこっちゃあ~」より大きな声が、天からではなく地面に近いところから発せられた。3歳に満たない女の子が座り込んでいる。お父さんは少し前を歩いていて、お母さんはのぞき込んで子ど...
あの時の3年間が素晴らしかったと感じる。驕らない誇り。真面目に頑張るのが好きだ。自主自律。地頭の良さ。人や物事にまっすぐに取り組む素直さ。茨高を愛すること。司会者からの「茨高生に共通することは何ですか?」という問いに、高倉さま、小塚さま、若林さまがお答えいただいた第3部のシンポジウムでの冒頭の場面だ。 円くなりそうになった時、ご病気と闘ったとき、大学院をめざす、新しい仕事を探す、全く...
130周年記念式典、67期生若林有子アナウンサーの司会で第1部の記念式典が始まった。開式の言葉、国家、校歌斉唱の後、校長式辞では、時間軸の中で多くの人に支えてもらう中で、高校1,2,3年生の今の自分があり、そのことに感謝をして奇跡を起こしていこうというメッセージをこの10年間様々な困難を乗り越えた茨高生の話を添えて届けた。PTA会長様からは茨高生として、そして2回のPTA会長としてかかわる中での...