校長ブログ

茨木高校の日常をお伝えします。

団長(校長)として3度めのアメリカ研修引率となる。16年前に0回めのカナダへの引率をしてからGLHSの研修としては7度めだ。10校の各校の代表が各校の、自分の持ち味を存分に発揮し、弱いところも、強いところもお互いに見つめ,理解し合い、補い合いながら切磋琢磨して成長していく。200名近い生徒が、できない自分に涙したり、やり遂げた自分に胸を張り、やりきった仲間にエールを送ったりする姿に数多く触れ...

S,M,H,D,(W),M,Y

お天気の神様は5月11日(日)天気予報を覆し、スカッと晴れた空を提供してくれた。朝、8:30には正面玄関で一人の生徒があいさつをしてくれた。第46回クリーン作戦の参加者が朝、早くから駆けつけてくれていた。この日は陸上部、軽音楽部、ボランティアサークルのメンバーが力を寄せてくれた。私は今回は都合がつかず同行ができなかったので、清掃場所に向かうみんなの背中に手を振った。 第57回水泳合同記録会茨...

ほっこり

 5月10日(土)、3学年の保護者の方々にお越しいただき、2,3年生は進路講演会、1年生は1限の公開授業後、本校の学校運営協議会会長として長年お力添えいただいている大阪公立大学大学院特任教授、添田晴雄先生、弁護士、清水周先生からご講演を賜りました。                    添田先生からは茨木高校のめざす学校像、育みたい力を北辰プロジェクトのプログラムをお示しされながらご説明いただ...

いい転機になりますように!

2025年4月4日(金)大阪府立三国丘、八尾、茨木高校の3校で野球の交流試合を行った。この3校の共通点は創立した年が1895年、つまり今年130周年を迎える点だ。このゴールデンウイークの中でもバスケットボール、ラグビーなどが対戦をしている。この節目の年に万博が開催されているのも何かの縁だと思われる。今日は軽音楽部が取材を受け、8月の万博での演奏へのプロモーションとなる日だ。 午前中には、川...

瞬間、よぎる想い

 GWが終わり、朝の登校風景の中でもその充実度が推し量れる。男子バスケットボール部の強豪校との試合、チーム、観客との一体感(クラブの近況ブログ5/5をご覧ください)、https://www.osaka-c.ed.jp/blog/ibaraki/club/2025/05/05-280089.html、ラグビー部の試合の様子(4/28)https://www.osaka-c.ed.jp/blog/ib...

言葉にすること

ベンチからの声、応援席からの声、選手同士の声。掛け合う言葉。ナイディ、ナイショ、どんまい。一本。さりげない、でも力強い言葉が止むことはなかった。空気が、流れがマイナスに傾きそうな時、必ず誰かが個々のメンバーに、チームに言葉を投げた。チームがどんなふうに作られてきたかを感じた象徴的な場面は、補助員がラインを描いている時に口々に選手がありがとうを届けていた場面だ。奇跡の方程式は感謝無くしては成り立たな...

1年半伝えられなかったよ。願えば叶う!

オゾン、言葉を惜しまず、あきらめずに話をする。一番大切なものが二つ。本年度第1回のPTA実行委員会の席で各学年主任の先生方が4月中に生徒のみなさんに投げかけた言葉をお伝えいただいた。PTA会長より、示唆に富む、興味深いお話ばかりでしたとお伝えくださった会長ご自身も万博に行かれたお話をされながら「百聞は一見に如かず」、行動することで理解が深まるということについて言及していただきました。役員会、各...

片思いでいいじゃないか

高校2年生の時に失恋した友達を思って作った歌のタイトル。久しぶりに口ずさんでみた。まさしくシンプル、まさしく懐メロ。 今日はたくさんの人が校長室を訪れ、HRや会議室で様々な生徒と時を過ごした。人権委員として前で懸命に話す。本当は人前で話すだけでも大変なのに、質問を呼びかけた時に合わせた視線を外されたりしている。試合の報告。重い扉をノックするだけでも大変なのに心配かけまいと笑顔で朝の挨拶をサラッとし...

ハナミズキの後...

5月1日、桜、ハナミズキも役割を終え、いよいよ新緑がまぶしく、以前ならクールビズ、ネクタイをほどき、解き放たれ、より躍動する季節の始まりだ。 昨日、1年の3分の1が終わった4月30日にBeyond ǐ in Singaporeの参加者13名が校長室を訪れてくれた。1時間ほどの時間で、分かち合うには十分な時間とは言えない中で示唆に富むことばが心に残った。スナップショットのようになるが、列挙したい。 ...

「てて」「から」「てりゃ」「れば」

「てて」「てりゃ」 「から」「れば」について考えてみようと思います。 「またね」と手を振るけど、明日も会えるのかな? 音楽祭で出会った曲の歌詞の1節です。 40年近い教師生活で2回、会えない明日に出会ってしまった。 2度めは「先生、今、お時間ありますか?」「この仕事を片付けたら時間があるよ。」「じゃあ、明日の朝、伺います」「じゃあ、また明日」 その時、すぐに、足を止めて、時間をとって、仕事を置いて...